ルームシェアの光熱費は、人数だけでなく在宅時間、地域、季節、都市ガスかLPガスか、給湯・空調設備によって変わります。「1人いくらなら必ず足りる」という平均額で決めず、住まいの請求書と契約条件を確認しましょう。
まず請求期間と分担ルールをそろえる
電気・ガス・水道の請求額を一覧にし、請求期間と使用量も記録します。水道が2か月分の請求なら、1か月分の電気代とそのまま合計しないようにしてください。入居直後は予算を仮置きし、数か月の実績や夏・冬の負担を見て調整します。
たとえば月の合計が16,000円で2人が均等負担するなら1人8,000円です。これは割り算の例であり、ルームシェアの平均相場を示すものではありません。
- 共用部分と個室の費用をどのように分けるか
- 長期不在や在宅勤務があるときも均等負担にするか
- 契約名義人、支払日、精算方法、退去時の最終請求を誰が管理するか
- 家賃に光熱費が含まれる場合の上限・追加精算条件
個室ごとの使用量を測っていない場合、「どちらが何円使ったか」は請求書だけでは分かりません。使い方の推測で請求するより、あらかじめ合意した分担ルールで精算するほうがトラブルを防ぎやすくなります。
電気契約は年間の請求総額で比較する
賃貸でも個別に電気を契約していれば、電力会社を選べる場合があります。ただし建物一括受電や、管理者が光熱費をまとめて徴収する契約では自由に変更できないことがあります。先に賃貸契約と管理者の案内を確認してください。
比較には直近の使用量と契約アンペアを使い、基本料金・電力量料金に加えて、燃料費や市場価格に応じた調整額、再エネ賦課金、解約費用も確認します。電力会社を変更すれば必ず安くなるわけではありません。時間帯別・市場連動型のプランは、複数人の在宅時間や同時使用も含めて判断します。
エアコンは体調と室温を優先して使う
冷暖房中の風量は、機種の取扱説明書を確認したうえで自動設定を活用します。「自動風量」と、温度や運転モードまで選ぶ「自動運転」は別の機能です。除湿も電気を使い、方式によって消費電力が異なります。
短時間の外出ではつけたままのほうが消費電力を抑えられる条件もありますが、外気温、断熱性能、機種、外出時間によって結果が変わります。常につけっぱなしが得とは限りません。在室者がいる場合は、その人の体調と室温を優先しましょう。
日差しをカーテンで遮り、室内機・室外機の吹出口をふさがないようにします。フィルターの清掃頻度や水洗いの可否は取扱説明書に従ってください。
冷蔵庫・給湯・水道も一緒に見直す
冷蔵庫は必要以上に強く冷やしていれば設定を見直せますが、食品の保存温度と室温を確認し、むやみに一番弱い設定にしないでください。冷蔵室を詰め込みすぎず、ドアの開閉を減らし、食品の置き場所を共有すると管理もしやすくなります。
光熱費を抑える方法は電気代だけではありません。シャワーを出し続けない、必要以上の追いだきを減らす、水漏れがあれば管理者に相談するなど、無理のない範囲で水と給湯の使用も見直せます。健康や衛生を損なう節約は避けましょう。
旧記事の体験談について
旧記事には、筆者が東京電力からLooopでんきに切り替えて毎月1,000円安くなったという体験談が掲載されていました。契約時期、プラン、使用量、比較した請求明細を確認できていないため、現在の料金や節約額の根拠としては扱っていません。
確認に使った公式情報
確認日:2026年9月10日。料金や契約条件は申込時の公式案内で確認してください。
電気・ガスコンシェルジュの受付状況
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