公式条件確認日:2026年9月10日
冬は暖房や給湯などの使用が増え、光熱費が高くなることがあります。請求額だけでなく、使用量と適用単価を分けて確認すると、見直す場所が分かります。
まず前年同月の使用量と比較する
電気代が増えた理由は、使用量の増加だけとは限りません。燃料費調整、市場価格調整、再エネ賦課金、政府支援の有無などでも請求額は変わります。検針期間の日数、在宅時間、家族人数、気温の違いも確認しましょう。
暖房に電気・ガス・灯油のどれを使うかで、電気代だけを見た結果は変わります。冬が必ず年間で最も高いとは限らず、光熱費全体での比較も必要です。
暖房は室温を保ちながら効率を確認する
エアコンの消費電力は、外気温、設定温度、住宅の断熱性、運転時間、機種で変わります。同じ温度差なら暖房が必ず冷房より高いという説明は適切ではありません。寒い時期の霜取り運転など、機種の特性も取扱説明書で確認します。
- 暖房の風向きや自動風量を取扱説明書に沿って設定する。
- フィルターを清掃し、室外機の通風を妨げない。
- カーテンなどで窓からの熱の出入りを抑える。
- 室温のむらがある場合は空気の循環を工夫する。
短時間の外出で運転を続ける方が使用電力量が少なくなる条件はありますが、外出時間や住宅によって変わります。長時間の不在でも一律につけっぱなしを勧めるものではありません。詳しくはエアコンの使い方と節約をご覧ください。
こたつや電気毛布などを併用する場合は、追加の消費電力も含めて判断します。室温の下げすぎや低温やけどを避け、製品の注意事項に従ってください。乳幼児や高齢者、体調の悪い方がいる場合は快適で安全な温度管理を優先します。
暖房以外の機器も確認する
温水洗浄便座は、機種に対応した節電モードやふたの使用を確認します。電気給湯器やエコキュートは、冬の水温や使用湯量によって電力量が変わります。必要な湯量を確保し、凍結防止のための電源や運転を自己判断で止めないでください。
冷蔵庫は食品を安全に保存できる温度を維持し、機種に必要な放熱スペースを確保します。暖房以外も、長時間使う機器から見直すと状況を把握しやすくなります。
出典:資源エネルギー庁・家庭の冬季省エネメニュー、ダイキン・冬のエアコン検証
料金プランは冬だけでなく年間で比較する
旧記事にあった「大手から切り替えれば確実に安い」「HISでんきが最大5%安い」という一般的な推奨は、現在の比較根拠として使えないため削除しました。あしたでんき・自然電力のでんきなど、終了したサービスを現在の申込先として紹介することも取りやめています。
同じ地域・契約容量・対象月の使用量で、基本料金、電力量料金、調整額、賦課金、プラン独自の費用を含めて比べます。冬の使用が多い家庭ほど、時間帯別や市場連動型の価格が上がる時間にどれだけ使うかも確認してください。
ガスとのセット契約も、割引額だけでなく電気とガスの合計で比較します。対象の供給区域、使用機器、支払方法などの条件があり、別々に契約する方が安い場合もあります。
電力会社の選び方、電気・ガスを合わせた見直しも参考にしてください。
過去に掲載した統計グラフを見る(現在の料金比較には使用できません)
以下は旧記事の資料です。最初のグラフは2019年の家計調査をもとにした電気代、次は環境ネットワーク埼玉の平成26年度調査をもとにしたエアコン使用台数です。現在の全国平均や、各家庭の節約可能額を示すものではありません。


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