節約の豆知識

失敗しない!一人暮らしに必要な契約アンペア数の選び方

疑問

「どの契約アンペア数がベストなんだろう?」

これから一人暮らしを始める始める方にとってよく分からないですよね。

アンペア数は10~60Aまであり、10Aは280円、60Aは1680円とかなりの差があります。

年間で考えると16,800円もの差になりますね。

じゃあ、

「一番小さい10Aでいいのか?」

というとそんなことはありません。

ベストな契約アンペア数は、あなたのライフサイクルに合わせたアンペア数です。

この記事では、一人暮らしのあなたにとって一番最適な契約アンペア数をご紹介します。

アンペア数とは?

疑問

アンペア数とは簡単にいうと、「同時に電化製品を使える数」のことです。

例えば、契約アンペア数が30Aで、エアコンと電子レンジを両方一度に使うとします。

エアコンの暖房は起動時に20Aを使い、電子レンジ15Aを使うので、

20A+15A=35A

になり、契約アンペア数を超えてしまいます。(35A>30A)

 

使用しているアンペア数が契約アンペア数を超えるとどうなるかというと、

ブレーカーが落ちて家の電化製品が使えなくなってしまいます。

ブレーカーが落ちる=契約アンペア数を超えたということなんですね。

契約アンペア数が高くなるほど、電気代も高くなる

グラフ

ブレーカーがよく落ちてしまう場合は、契約アンペア数を大きくすれば、ブレーカーが落ちずに安定して電化製品を使うことができます。

しかし、契約アンペア数が大きくなればなるほど、電気の基本料金は高くなります。

各電力会社のアンペア数と基本料金
  北海道 東北 北陸 東京 中部 九州
10A 334.80 324 237.60 280.80 280.80 291.60
15A 502.20 486 356.40 421.20 421.20 4373.40
20A 669.60 648 475.20 561.60 561.60 583.20
30A 1004.40 972 712.80 842.40 842.40 874.80
40A 1339.20 1296 950.40 1123.20 1123.20 1166.40
50A 1674.00 1620 1188.00 1404.00 1404.00 1458.00
60A 2008.80 1944 1425.60 1684.80 1684.80 1749.60

このように地域によって、基本料金は異なりますが、どの地域でも契約アンペア数が大きくなればなるほど、基本料金も高くなっていきます。

(関西、四国、中国、沖縄は基本料金制ではなく、最低料金制です。そのため、アンペア数はありません。)

契約アンペア数を見直して、電気代をお得にしよう!

料金計算

例えば、電化製品の数が少ないのに、アンペア数が高いと無意味に電気代が高くなってしまいます。

特に一人暮らしの場合、使用する電化製品の数も少ないです。

そこで、契約アンペア数を見直すことで、毎月の電気代を節約することができます。

使う電化製品を確認する

電化製品によってアンペア数は異なります。

主な電化製品のアンペア数例
エアコン(冷房) 5.8A(起動時14A) エアコン(暖房) 6.6A(起動時20A)
冷蔵庫 2.5A 電子レンジ 15A
テレビ 2.1~4.9A 炊飯器 13A
掃除機 2~10A ドライヤー 12A
洗濯機 2A 乾燥器 13A

ここに記載してあるアンペア数はあくまでおおよその数値です。

エアコンやドライヤー、電子レンジなど熱を発生させる電化製品ほど使用するアンペア数は大きくなります。

自宅の電化製品のアンペア数は家電や説明書に記載されているので、チャックしましょう。

これを見ると契約アンペア数が30Aの場合、電子レンジ(15A)を使いながらエアコンの暖房(20A)を付けてしまったらブレーカーが落ちてしまうことが分かりますね。

逆にエアコンの暖房をつけた後に電子レンジをつければブレーカーは落ちません。

このように自分自身のライフスタイルに合わせて、同時に使う家電の数と照らし合わせて必要な契約アンペア数を見つけましょう。

契約アンペアの確認方法

でも実際に自宅の契約アンペア数がどれくらいあるのか分からない人も多いと思います。

そこで、アンペア数の確認方法をご紹介します。

検針票(電気ご使用量のお知らせ)で確認する

毎月電力会社から届く検針票(電気ご使用量のお知らせ)に契約アンペア数は記載されています。

一例として東京電力の画像ですが、多くの電力会社の検針票の契約欄に記載されています。

アンペアブレーカーで調べる

「検針票をなくしてしまった!」

「毎回捨ててしまって保管していない!」

という方でも大丈夫です。

ご自宅に設置してあるアンペアブレーカーで確認することができます。

ただし、アンペアブレーカーへの記載方法はそれぞれの電力会社によって異なります。

もし、「それでもよく分からない!」という場合は、各電力会社に連絡をすれば、教えてくれます。

アンペア数を変更する方法

アンペア数を変更する方法は、

  1. 各電力会社へ依頼
  2. アンペアブレーカーの取り換え工事

という手順で行います。

電力会社への依頼ですが、各電力会社のお問い合わせ窓口に電話、もしくはWEB受付を行うことでアンペア変更の依頼が可能です。

アンペア変更窓口・北海道電力:0120-12-6565(月曜日~金曜日 9:00~17:00土曜日 9:00~15:00(休業日/日曜日・祝日・12月29日~1月3日))
・東北電力:0120-175-266(月曜~金曜 9時~20時、土曜 9時~17時 祝日・年末年始(12/29~1/3)は除く。)
・東京電力:カスタマーセンター
・中部電力:お問合せ窓口
・北陸電力:ご契約アンペアの変更
・九州電力:電気のご契約アンペア変更のお申込み

また、アンペアブレーカーの取り換え工事ですが、費用は掛からず無料です。立ち合いは必要になりますが、所要時間としては15分程度です。申し込み後に工事時間の調整を行いましょう。

ただし、アンペアの契約は基本的に年間契約です。
そのため、季節によってアンペア数を変更することはできませんため、しっかり考えてからアンペア数を変更するようにしましょう。

一人暮らしにベストな契約アンペア数は?

では実際に一人暮らしの場合、どれくらいのアンペア数があれば十分なのか気になりますよね?
家電の数と部屋数によって最適なアンペア数は変わってきます。

1R、1K、1LDKの場合

ベストなアンペア数は30Aでしょう。

30Aならエアコン、冷蔵庫、テレビの同時使用に耐えることができます。

暖房の起動時20A+冷蔵庫2.5A+テレビ4.9A=27.4A<30A

暖房を付けた後も炊飯器、炊飯器、ドライヤー、乾燥機のどれか一つを同時に使うことができます。

20A以下にしてしまうと、エアコンの暖房を起動すると同時にブレーカーが落ちてしまいます。

もし、「冬場は石油ストーブで暖を取る、夏場は扇風機しか使わない」という方なら、20Aでも大丈夫です。

2K、2LDK以上の場合

一人暮らしで2部屋以上ある場合、同時に2部屋を利用するかしないかによります。

一部屋が物置状態になっている場合は30Aでも十分です。

しかし、2部屋同時にエアコンをつけたりする場合は、最低でも40Aは欲しいところです。

節約志向の高い方におすすめな切電方法

確かにアンペア数を小さくすると基本料金を抑えることはできますが、その分ブレーカーが落ちやすかったり、電力の安定感には欠けます。

エアコンやドライヤーを使わない人なら大丈夫かと思いますが、なかなかそれは厳しいですよね。

それでも節約したいという方なら電力会社の変更を検討してみましょう。

電力自由化で今では様々な電力会社を選ぶことができるのはご存知でしょうか?

新電力会社のプランは現在契約している地元の電力会社よりも安くなる場合がほとんどです。

一人暮らしの方におすすめ記事一人暮らしにおすすめな電力会社の選び方

電力会社の乗り換え自体は無料なので、契約アンペアを下げる前に電力会社を乗り換えてしまったほうが、今までと同じ使い方で電気代を節約することができます。

オール電化のベストなアンペア数は?

最近では一人暮らし向けの住宅でもオール電化が増えてきています。

オール電化住宅は、調理や給湯など普通の家ならガスを使うところをすべて電気で賄います。

そのため、ガス代がかからない分、電気代は高くなりますが、トータルではお得になります。

オール電化住宅にあって普通の住宅にない電化製品は

  • IHクッキングヒーター
  • エコキュート

です。

IHクッキングヒーターはガスコンロと違い、電力を使って熱は発生させえて、調理を行います。アンペア数は20~30Aと大きめです。

エコキュートはお湯や床暖房など、熱を発生させる機器で、アンペア数20Aほどです。エコキュートは、深夜に稼働し、日中に使用する熱量を溜め込む仕組みです。

そのため、深夜に調理をしながら暖房をつけたりしなければ、ブレーカーが落ちることはありません。

なので、オール電化住宅で独り暮らしをするなら60Aほどあれば、安定的に電気を使い続けることができるでしょう。

まとめ

一人暮らしの方が楽して電気代を抑えるなら

  • アンペア数を下げる
  • 電力会社を変更する

方法がカンタンです。

この2つに共通しているのは、同じ電気の使い方で電気代を安くできるということ。

アンペア数、電力会社の変更ともに無料で行えるので、やっておいて損はありません。

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