「請求書が届いてびっくり!電気代が先月の2倍に!」
「去年の今頃と使い方はほとんど同じなのになんでこんなに高いの…」
夏場や冬場のようなエアコンをたくさん使う季節でないのにも関わらず、電気代が急に高くなっている場合、漏電、もしくは事件の可能性があります。
しかし、いきなり電力会社に連絡したところで、
「電気の使用量には問題はありません」
と問題に向き合ってもらえないケースが多いようです。
めんどくさい場合は、最初から電気工事の業者に連絡すれば、いいですがそこそこ高いです。
なので、できるだけ安く済ませるには、まず、具体的に何が原因なのか突き止める必要があります。
そこで、この記事では、
- 急に電気代が高くなった原因
- その調査方法、解決策
を解説します。
また、現在ご利用中の電力会社が東京電力や関西電力といった地域の電力会社の場合、料金自体が元々高めに設定されています。
現在は、電力自由化でかなり安い料金プランの電力会社も増えているため、電力会社を変更することで年間で数万円の電気代削減が期待できます。
急に電気代が高くなった場合に考えられる3つの原因
今までと同じ電気の使い方をしているにも関わらず、急に電気使用量が高くなった場合に考えられる原因は、
- 電化製品からの漏電
- ブレーカー、電気メーターの漏電
- 盗電
の3つが考えられます。
電化製品の故障による漏電
電化製品になんらかの異常が起き、漏電してしまっている可能性があります。
通常、電化製品の電線やケーブルといった導電部分は絶縁体(電気を通さない性質を持った物質)で覆われています。
wikipediaより引用
覆っている絶縁体が剥がれてしまい、導電部分が剥き出しの状態の時に外部の金属などの電気を通す物質と触れてしまいます。
すると電気が流れてしまい、漏電を起こしてしまいます。
この場合、漏電を起こしている電化製品を特定し、修理・もしくは買い替えを行う必要があります。
急に電気代が高くなった場合、まず疑うべきなのは、
- 新しく導入した電化製品
- 次に型の古い電化製品
が漏電していないか優先的に調査をするようにしましょう。
特に一番疑わしいのは新しく導入した電化製品。
出荷時点で中身が漏電している、もしくはそもそも電気使用量がかなり高い家電の可能性があります。
家の電気系統の漏電
コンセントやブレーカー周りなど家の電気系統のどこかで漏電している可能性があります。
家の家電をくまなくチェックしても漏電を確認できない場合、家の電気系統が故障し、漏電している可能性が高いです。
その場合、電力会社に連絡をし、原因部分の修理が必要です。
盗電の可能性
家電や家の電気系統になにも異常が起きていない場合は、盗電の可能性が高いです。
盗電とは他人の電気を勝手に盗むことをいいます。
盗電といえば、
- 「自動販売機のコンセントを抜いてケータイを充電する」
- 「図書館のトイレのウォシュレットのコンセントを抜いてスマホを充電する」
とういうような公共施設で起こる問題だと思いますが、勝手に家の電気を使われているというようなこともあるようです。
しかし、盗電は意図的に行われるわけではなく、マンションや家の改修工事の時に業者が誤って別の家と接続してしまったなどの可能性もあります。
盗電の可能性が高い場合は、管理会社、もしくは警察に連絡をし、事件として取り扱ってもらいましょう。
電気代が高くなった原因の調査方法
先程説明した通り、電気代が急に高くなる原因は
- 電化製品からの漏電
- ブレーカー、電気メーターの漏電
- 盗電
の3つが考えられます。
ですが、このままではあなたのご家庭で起きている電気の異常の原因がどれなのか分かりません。
早めに原因を突き止めて、解決をしないとどんどん電気代がかかってしまいます。
そこで、電気代が急に高くなったその原因を調べる方法をご紹介します。
まず、異常は家全体?部屋単位?で起きているか調べる
原因を突き止めるには、まず、
- 家全体で異常が起きているのか?
- 部屋単位で起きているのか?
調べましょう。
闇雲に調査しても時間がかかってしまいますし、原因が突き止められなくなってしまいます。
そのため、問題の切り分けのためにどこで問題が起きているのか調べましょう。
家全体のブレーカーを落とす
まずは、ブレーカーを落としてください。
ブレーカーを落としているのにも関わらず、電気メーターの目盛りが回っている場合は、ブレーカーに行く前に電気が消費されていることが分かります。
部屋or家電の漏電をチェック
ブレーカーを切って、電気メーターが回らなくなった場合、
の2つの原因が考えられます。
その際に行うべき調査方法をご紹介します。
家電をすべて切り、部屋単位のブレーカーを落とす
家中の家電や照明をすべて切った状態で、どこの部屋に問題があるのか調べます。
ブレーカーは全体ブレーカーと部屋単位のブレーカーの2種類があります。
今度は全体ブレーカーはオンにした状態で、部屋単位のブレーカーを落とし、一部屋ずつチェックしていきましょう。
例えば、2LDKの場合、
部屋1、部屋2、リビング&ダイニング、玄関、廊下、お風呂、洗面所
と各部屋のブレーカーが分かれているかと思います。
部屋1だけのブレーカーをオンにし、他をすべて落とします。
これを部屋単位に順番に行っていきます。
その中で、家電や照明が付いていないのにも関わらず電気メーターが回っている部屋があれば、部屋単位で漏電している可能性が高いです。
もし部屋単位での漏電でない場合は、家電が原因となっている可能性が高いです。
どの家電から漏電しているか調べる
漏電の疑いのある部屋が分かったら、その部屋のどの家電が漏電しているかを調べます。
家電はコンセントに挿しているだけでも待機電力として電気を消費するのですが、漏電している場合は、電源をオフにし、コンセントに挿している状態でもかなりの電気を消費します。
部屋にある家電を全てコンセントに挿した状態で、1つ抜いては電気メーターを確認します。
コンセントを抜いたら回っていた電気メーターが止まった場合、その家電が漏電を起こしている可能性があります。
漏電している家電は火災を起こす可能性もあり、危険な状態です。
コンセントから抜いた状態で保管し、すぐに購入したメーカーへの修理を依頼するか、もしくは買い替えを行うようにしましょう。
家の電気系統の故障 or 盗電の可能性をチェック
家電による漏電でないことが、明確な場合、
の2つの可能性が考えられます。
電力会社に連絡
まずは、電力会社に連絡をし、ブレーカー回りの点検を依頼しましょう。
家の電気系統の点検・修理・交換
電力会社への連絡後、駆けつけの日取りを業者と調整します。
この際の駆けつけ費用は、8,000円ほどかかります。
電気系統の点検の結果、修理や機器の交換が必要になった場合は、その他の費用がかかります。
それでも請求が高い!
家電や家の電気系統の漏電の可能性がないにも関わらず、未だに電気の使用量が下がらず、請求書の電気使用量が高い場合は、盗電の可能性が高いです。
まずは、管理会社に連絡し、盗電の可能性をしっかりと伝えましょう。
また、盗電は完全な犯罪なので、警察に合わせて連絡することもおすすめします。
漏電した電気代は返金される?
残念ながら漏電した分の電気代に関しては返金されません。
漏電は家電やご自宅の電気系統の劣化によるものなので、あくまでその住居に住んでいるあなたの管理責任となります。
賃貸なら管理会社や大家にも責任があると思うかもしれませんが、その家の電気を利用していたのは、あなたなので、責任をなすりつけることは難しいでしょう。
しかし、盗電の場合、あなたの家から電気を盗んだ犯人が分かれば、民事での返金は可能になります。
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