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奈良電力
奈良電力(ならでん)口コミ・評判まとめ|知っておきたいデメリットを公開!

奈良電力(ならでん)口コミ・評判まとめ|知っておきたいデメリットを公開!

奈良電力

奈良電力(ならでん)はその名の通り、奈良県を中心とした電力会社です。

親会社の「山本商事」は昭和46年創業で、古くから建設業やリサイクル事業を行ってきた老舗の事業者です。

テレビで放送された通り、奈良県だけでなく、現在関西電力エリアなら利用することができ、乗り換えるだけで、電気代を今までよりも節約することができます。

この記事では、奈良電力の申込みを検討している方が参考になるように、

  • 料金プランと料金シミュレーション
  • 利用者の口コミや評判
  • メリット・デメリット

をできるだけ分かりやすくまとめてみました。

関西電力と奈良電力との料金比較

それでは関西電力と奈良電力の一般家庭向けの料金プラン

  • 関西電力:従量電灯A
  • 奈良電力:ならでん電灯A

を比較していきましょう。

関西電力と奈良電力の料金ですが、基本料金と従量料金によって計算することができます。

電力会社の電気代は大まかに、

基本料金+従量料金×電力使用量

で計算することができます。

  • 基本料金:必ずかかる最低料金
  • 従量料金:1kWhあたりの単価
  • 電力使用量:その月に使用した電力量の合計

つまり、基本料金が860円、従量料金が20円、電力使用量が500kwhの場合、

860+20×500=10,860円という計算になります。

基本料金(最低料金)は奈良電力がお得!

関西電力と奈良電力は最低料金制を導入していて、毎月必ず以下の金額がかかります。

基本料金(最低料金)
奈良電力 関西電力
327.65円 334.82円

基本料金は奈良電力の方が若干安くなっています。

従量料金も奈良電力は安い!

関西電力の従量料金は15~120kWh、120~300kWh、300kWh~の3段階の料金単価になっています。

一方、奈良電力は、15~120kWh、120~200kWh、200kWh~300kWh、300kWh~の4段階の料金単価になっています。

従量料金
  奈良電力 関西電力
15~120kWh 19.76円 19.95円
120~200kWh 26.19円 25.33円
200~300kWh 20.95円
300kWh~ 25.99円 28.76円

120~200kWhのみ関西電力の方が安く、あとはすべて奈良電力が安くなっています。

ただ、これだけだと、関西電力から奈良電力に乗り換えた場合、具体的にどれくらいお得になるのか分からないですよね?

そこで、世帯別(電力使用量別)に料金をシミュレーションしてみました!

奈良電力に乗り換えた場合の料金をシミュレーション

1人暮らし~6人暮らしまでの世帯人数別の料金シミュレーションを行ってみました。

世帯別の電力使用量は総務省の家計調査のデータを元にしています。

1人世帯(30A、239.7kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 63,952円 65,539円
年間節約額 ⇒1,586円お得  
2人世帯(30A、367.3kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 98,454円 107,094円
年間節約額 ⇒8,640円お得  
3人世帯(40A、431.8kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 116,991円 129,354円
年間節約額 ⇒12,363円お得  
4人世帯(50A、444.3kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 120,584円 133,668円
年間節約額 ⇒13,085円お得  
5人世帯(60A、525.3kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 143,863円 161,623円
年間節約額 ⇒17,760円お得  
6人世帯(60A、637.2kWh/月)
  奈良電力 関西電力
年間料金 176,023円 200,242円
年間節約額 ⇒24,219円お得  

このようにどの世帯人数でもオトクになるという結果になりました。

そこで次は、他の新電力会社との料金比較奈良電力利用者の口コミや評判をまとめてみました。

奈良電力利用者の口コミや評判

Twitterでならでんについて調べてみましたが、関連する投稿はあまり見つけることができませんでした。

ほとんどはスポンサーのバスケットボールチーム「バンビシャス奈良」、ネーミングライツ権を取得している「ならでんアリーナ」、「奈良電力鴻ノ池パーク」に関する投稿ばかりで、電気自体の口コミや評判に関しては参考になりませんでした。

申し込み前に確認しておきたい!奈良電力のメリット・デメリット

料金も安くなるし、引き換え特典がもらえる奈良電力ですが、申し込み前に確認しておきたいメリットとデメリットをまとめてみました。

奈良電力のメリット

OK

NTTグループカードで支払うと、電気代が毎月500円お得に!(2019年3月31日まで)

2019年3月31日までにNTTグループカードに申し込むと、毎月500円電気代が値引きされるキャンペーンを実施中です。

ただし、500円値引きされるのは申込みから1年間までなので、初年度は年間6,000円割引される計算になります。

⇒ならでんキャンペーン申し込みページはこちら

「ふるさと納電」で奈良県を元気に!

ならでんでは売上の一部を地域貢献・活性化に役立てる「ふるさと納電」を行っています。

一般的なふるさと納税と異なり、支払額が所得税や住民税の控除にはなりませんが、地元を元気にしたいという取り組みを行っています。

解約時に違約金がかからない

電力会社の中には契約年数による縛りや解約時に違約金がかかることがあります。

ですが、奈良電力には解約金がありません。

そのため、経費をかけずにエリア外への引っ越しや他の電力会社への乗り換えすることができます。

ただし、2017年7月以前には「長期割」という料金プランがあり、その場合のみ違約金として1,080円かかります。

奈良電力のデメリット

間違い

関西地域の他の電力会社と比べると実はそこまでお得ではない

確かに関西電力から奈良電力に乗り換えると今までよりも電気代が安くなる場合がほとんどです。

しかし、他の新電力会社と比べるとそこまで安くはありません。

例えば、一人暮らしの場合、奈良電力だと年間で1,500円ほど節約することができませんが、ピタでんの場合、5,000円ほど安くなります。

また、月で600kWhを超えるような電力消費量の多いご家庭の場合、奈良電力では19,000円節約できますが、あしたでんきの場合3,500円ほど節約可能です。

これらはあくまで一例ですが、あなたのライフスタイルにピッタリと合った電力会社を選べば、最大限に電気代を節約することが可能です。

当サイトの「電力会社一括シミュレーション機能」では、

  1. お住まいの地域
  2. 電力使用量
  3. 契約アンペア数(関西、中国、四国は不要)

を入力すれば、全国の電力会社を一括比較して、安い順番からランキング形式で比較・検討することができます。

また、それだけでなく、電力会社乗り換え初心者の方でも分かりやすく、電力会社の選び方のポイントをまとめてあるので、是非とも活用してみてくださいね!

オール電化向けの料金プランがない

残念ながら奈良電力にはオール電化向けの料金プランがありません。

現在オール電化住宅に住んでいる方は関西電力の「スマートライフプラン」をご利用しているかと思いますが、逆に変えてしまうと高くなってしまうので、あまりおすすめはできません。

まとめ:地元貢献のしたい方にはおすすめ

奈良電力の料金プランや利用者の評判、メリット・デメリットについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

ならでんは地元に密着した電力会社で、電気利用代金の額だけ、奈良県の地域貢献に利用される仕組み(ふるさと納電)になっています。

全国には様々な電力会社がありますが、このようなシステムの電力会社は少なく、生まれ育った故郷を応援したいという方には奈良電力をおすすめします。

⇒奈良電力の公式サイトはこちら

それよりも、「できるだけ電気代を安くしたい!」という方は、関西電力エリアで利用できる電力会社を再度検討することをおすすめします。

あなたに合った電力会社を選べば、今までと全く同じ電気使用量で電気代を節約することができます。