楽天でんきへ切り替えて安くなるかは、地域・使用量・現在のプラン・毎月の調整額で変わります。基本料金0円やポイントだけで、年間の節約額は決まりません。
公式情報確認日:2026年9月10日。旧「まちでんき」の単価・世帯別試算を更新しました。
東京30Aで比べる料金小計
下表は東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」30Aと、楽天でんき「プランS」東京エリアの基本料金+電力量料金だけの比較です。税込単価で計算しています。
| 月間使用量 | 東京電力の小計 | 楽天でんきの小計 |
|---|---|---|
| 100kWh | 3,915.25円 | 3,685.00円 |
| 200kWh | 7,423.25円 | 7,370.00円 |
| 300kWh | 11,063.25円 | 11,055.00円 |
| 500kWh | 19,161.25円 | 18,425.00円 |
請求額や節約額の比較表ではありません。燃料費調整・市場価格調整・再エネ賦課金・支援値引き・各種特典は含めていません。月によってこれらの差で結果が変わるため、表の差額を12倍して年間節約額にはできません。
計算に使った単価は、東京電力が基本料金935.25円、最初の120kWhまで29.80円、120kWh超~300kWhまで36.40円、300kWh超40.49円。楽天でんきは基本料金0円、全使用量36.85円/kWhです。
注意点1:市場価格調整を入れて比較する
楽天でんきのプランSには、卸電力市場の価格を反映する市場価格調整があります。東京電力の燃料費調整と同じ金額とは限りません。対象月の単価をそれぞれ加えて比べます。
例として、楽天でんきの2026年9月分・東京エリアの市場価格調整単価は4.56円/kWhです。公式表では政府支援による4.5円/kWhの値引きを反映した単価とされているため、さらに同じ支援額を引かないでください。300kWhなら市場価格調整額は1,368円となり、従量料金11,055円と合わせて12,423円です。これは再エネ賦課金などを加える前の金額です。
月別単価は公式の市場価格調整一覧で確認します。この9月分の例を以後の月や他地域には流用しないでください。
注意点2:今のプランの割引や時間帯料金を確認する
オール電化向けの夜間料金、セット割、長期割引などを使っている場合、プランSの単価だけを比べると条件を見落とします。昼夜の使用量も確認して、現在の正式なプラン名で試算してください。
旧版にあった「30Aは基本料金が割高」「人数が多いほど必ず安い」という説明は、現在のプランSには当てはまりません。また、現在のLooopでんきとの比較にも、旧固定単価から算出した年間差額は使えません。実際の契約プランの料金式と同じ期間の使用状況で比較が必要です。
注意点3:ポイントは請求額と分けて考える
楽天でんき単体の利用ポイントは税抜200円につき1ポイント、対象の楽天ガスとのセットでは税抜100円につき1ポイントです。旧版の「1kWhにつき1ポイント」は現在の条件ではありません。
楽天カード以外の対応クレジットカードでも支払えます。電気利用で付くポイントとカード決済で付くポイントは別制度です。楽天市場のSPUにも利用額・カード決済等の条件があり、楽天会員なら誰でも電気代が同率で値引きされる仕組みではありません。
初回特典は一度限りで、利用額や継続期間の条件があります。初年度だけ特典を入れた額と、2年目以降の継続料金を分けて判断すると比較しやすくなります。
切替前に用意したい情報
- 現在の電力会社・プラン名・契約容量
- 直近12か月の使用量と明細。時間帯別プランなら昼夜の内訳
- 同じ月の両社の調整単価と、現在受けている割引
- 解約条件、特典対象条件、ポイントを実際に使えるか
楽天でんきのシミュレーション手順も参考に、条件をそろえて確認してください。
旧版に掲載していた検針票の画像
過去の明細例です。現在の料金・契約条件を示すものではありません。

公式情報
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