- 「一人暮らしの都市ガス使用量やガス代の平均っていくら?」
- 「これから一人暮らしをする予定だけど、プロパンより都市ガスがいいのかな?」
一人暮らしで都市ガスを使用した場合のガス代に関する情報を総合的に調査!
一人暮らしのガス使用量やガス代の平均を紹介しているほか、都市ガスとプロパンガスでどれくらい料金が違うのかも解説。
また、記事の後半では一人世帯のガス代をできる限り安くできる新ガス会社についても紹介しています。
この記事を読めば、一人暮らしの都市ガス事情がまるわかりです!ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
一人暮らしの都市ガス料金と使用量の平均
結論からお伝えすると、一人暮らしの1ヶ月あたりの都市ガス料金と使用量の平均は、次の通りです。
- 都市ガス料金の平均(東京ガス):2,648円
- 使用量の平均:13㎥(※)
※参考データ:ひのでやエコライフ研究所
このように、一人暮らしの都市ガス使用料金の相場目安は3,000円よりも少ないことがわかります。
「一人暮らしの平均と比べて自分はどれくらい都市ガスを使っているんだろう?」と疑問に思う一人暮らしの方は、ぜひお手元のガスの検針票でチェックしてみてください。
都市ガス料金の計算方法
一般的に都市ガス料金は、「基本料金+従量料金」に消費税を加えた金額が請求されます。
基本料金とは、ガスを使っても使わなくても請求される料金のことで、先月のガス使用量に応じて算出されます。
従量料金とは、ガスを使った分だけ請求される料金のこと。一人暮らしの1ヶ月のガス使用量の平均は13㎥なので、13㎥に所定の単価を掛け算して算出されます。
ガス代が高くなる理由とは
一人暮らしをしていると、ある月だけガス代の請求が高くてびっくりすることもありますよね。
一人暮らしの都市ガス料金が突然高くなることには、次のような理由があります。
- お風呂を沸かす回数が増えた
- シャワーを出しっぱなしにした
- お湯の設定温度を上げた
- 季節による違い(夏より冬の方がガス代は高くなる)
火を使うためたくさんのガスを使っているようなイメージのあるガスコンロですが、実はガスコンロはあまりガス消費は多くない機器です。
ガスコンロで自炊するよりもたくさんのガスを消費するのは給湯器です。
お湯を沸かすとたくさんの都市ガスを使うため、湯沸かしの回数が増えたりお湯の設定温度を上げたりすると、翌月に請求される都市ガスの値段は高くなります。
また、夏より冬の方が水道水の温度が低いので、冬の方が一人暮らしの都市ガスの価格は高くなる傾向にあります。
同じ40℃のお湯を沸かす場合でも、夏の温かい水を40℃にするより冬の冷たい水を40℃にする方がたくさんのガスを消費するからです。
なお、一人暮らしのガス代が突然高くなる理由は、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひそちらもご覧ください。
⇒一人暮らしのガス代は平均いくら?高い理由や節約する方法も紹介
一人暮らしをするならプロパンガスより都市ガスの物件を選ぼう
これから引越しをして一人暮らしをしようと考えている方は、インターネットの物件情報サイトなどで賃貸住宅を探しているのではないでしょうか。
せっかく気に入ったマンションやアパートを見つけても、ガス設備がプロパンガスだとちょっと残念ですよね。
「この物件かなり気に入っているし、プロパンガスだけど決めちゃおうかな…」と迷っているあなた。
プロパンガス(LPガス)は一人暮らしの毎月のガス代が数千円以上も高くなることもあるので、できれば都市ガスの物件を選ぶ方がおすすめです。
こちらでは、両者で一人暮らしの毎月のガス代はどれくらい変わってくるのか、詳しく解説していきます。
都市ガスとプロパンガスの料金比較
一人暮らしの都市ガス使用量の平均は13㎥でした。プロパンガスは都市ガスよりも火力が強いので、一人暮らしの1ヶ月あたりの平均使用量は5.8㎥(※)と都市ガスよりも少なめです。
※参考データ:ひのでやエコライフ研究所
これをもとに、都市ガス・プロパンガスをそれぞれ一人暮らしで使った場合の、1ヶ月あたりのガス代を比較してみましょう。
都市ガスは東京ガス(東京地区等)、プロパンガスはENEOSグローブエナジー(関東)と仮定し、それぞれの1ヶ月あたりの一人暮らしのガス代を表にまとめました。
都市ガス (東京ガス) |
プロパンガス (ENEOSグローブエナジー) |
|
---|---|---|
基本料金 | 759円 | 2,310円 |
従量料金 | 1,889円 | 3,821円 |
合計 | 2,648円 | 6,131円 |
両者の差額はなんと3,483円。一人暮らしの場合、都市ガスの方が1ヶ月あたり3,483円もガス代が安いんですね。
一人暮らしの賃貸物件を家賃だけで比較してはいけない
ガスの種類によって一人暮らしのガス代が1ヶ月あたり3,483円も違うことがわかりました。
さらに、一人暮らしの方が注意しておきたいのは、プロパンガスは自由料金であり都市ガスのように一律料金ではない点です。
例えばマンションAのプロパンガス料金が1ヶ月あたり3,000円だったとして、マンションBで全く同じ量のガスを使っても料金が5,000円になる可能性もあり得るのです。
プロパンガス業者の中にはぼったくり料金を設定しているところもあるため、「住んでみたらガス代が高すぎてヤバい」なんて恐れもあります。
こういったポイントから、一人暮らしの賃貸物件を探す時はなるべく都市ガスの物件を選ぶ方がおすすめなのです。
新ガス会社を選べばガス代はもっと安くなる
先ほどのシミュレーションで、一人暮らしのガス代はプロパンガスより都市ガスの方が毎月数千円ほど安くなることがわかりましたね。
さらに、一人暮らしのガス代をもっと安くする秘訣があります!
それは、地域の大手ガス会社ではなく新ガス会社を選ぶことです。地域の大手ガス会社とは、東京ガスや大阪ガス、東邦ガスなどのこと。
それでは新ガス会社とは何なのか、詳しく解説していきます。
新ガス会社(自由化都市ガス)とは
新ガス会社(自由化都市ガス)とは、政府の政策により都市ガスの自由化が行われ、それ以降に登場した都市ガス会社のことです。
新ガス会社は「新ガス事業者」とも呼ばれ、地域の大手ガス会社とは異なる存在として扱われています。
過去には都市ガスは地域の大手ガス会社が独占している状況でしたが、2017年4月からはどんなガス会社からでも都市ガスを購入できるよう、「都市ガスの自由化」が行われました。
これにより消費者がより安いガスを契約できるようになり、家計の負担を軽くできるようになったのです。
新ガス会社を選ぶメリット
新ガス会社を選ぶメリットは、毎月のガス代が安くなることです。
地域の大手ガス会社の料金は他社より高めに設定されているため、新ガス会社が提供する都市ガスへ乗り換えることで、一人暮らしのガス料金をさらに安くすることができます。
新ガス会社といっても、大手ガス会社と同じガス管を通ってガスが送られてくるため、「不純物が混ざったガスが送られてくる」などの心配はありません。
これまでと同じように一人暮らしの生活を続けながら、ガス代だけが安くなる仕組みです。
自分で一人暮らしの都市ガスを選べないケースもあるので注意
一人暮らしのガス代は新ガス会社を選べば月々の費用が安くなるとお伝えしました。
しかし、残念ながら自分で自由に一人暮らしの都市ガスを選べないケースもあるため、注意が必要です。
一人暮らしで都市ガスを自由に選べない代表的な事例は、賃貸物件の契約で都市ガス会社が指定されている場合などです。
特に定めがない限り賃貸物件でも都市ガス業者は自由に選べます。
しかし、万が一賃貸契約書に「都市ガス会社は〇〇とする」などの記載があった場合は、自分で一人暮らしのガス会社を選ぶことはできません。
地域別!一人暮らしにおすすめの新ガス会社を紹介
地域別に選べる自由化都市ガスを一覧表にまとめました。一人暮らしで自由化都市ガスを契約しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、東北地方や中国・四国地方、沖縄などお住まいのエリアによっては自由化都市ガスが1社も参入していない地域があります。
そういった地域で一人暮らしをしている方の場合、自由化都市ガスは選びたくても選べないため注意が必要です。
エリア | 新ガス会社 |
---|---|
北海道 |
|
東北 | ニチガス(福島のみ) |
関東 |
|
中部 |
|
近畿 |
|
中国 | – |
四国 | – |
九州 | 九州電力(西部ガスエリアのみ) |
沖縄 | – |
上記の表を見ると、新ガス会社の多くは関東エリアに集中していることがわかります。
ここからは、新ガス会社を検討している一人暮らしの方へ向けて代表的な自由化都市ガスの概要を解説していきます。
レモンガス
レモンガスはプロパンガスやウォーターサーバーなど様々な事業を手がける企業です。
関東エリアではテレビCMで知名度が高く、一人暮らしでも選びやすい自由化都市ガスです。
レモンガスの都市ガスの評判や口コミは、次の記事で詳しく解説しています。一人暮らしでレモンガスを検討する場合は、ぜひそちらもお読みください。
⇒レモンガスの都市ガスの評判!料金は東京ガスより安いがデメリットあり?
ニチガス
ガス会社として知名度の高いニチガスも、関東エリアで都市ガスの提供を行っており、一人暮らしにおすすめ。
ニチガスには月額数百円のオプションサービス「大きなお世話」が用意されており、一人暮らしにおける様々な困りごとに対応してくれます。
都市ガスを切り替えることで料金が安くなるのはもちろん、一人暮らしの様々な不安を解消できるサービスにも魅力がありますね。
実際に都市ガスをニチガスへ切り替えてみたレビュー記事がありますので、一人暮らしの方はぜひそちらもご覧ください。
⇒ニチガスの都市ガスに切り替えてみた!その評判と料金を徹底レビュー
ENEOS
ガソリンスタンドで有名なENEOSが、関東エリア限定で都市ガス事業に参入しています。
ガソリン代がお得になるENEOSカードやシナジーカードを持っているとガス代も割引になる点が特徴。
ENEOSで給油する機会の多い一人暮らしの方なら、ぜひ検討したい自由化都市ガスです。
サイサン(ガスワン)
関東エリアだけでなく北海道や中部地方などの一部エリアでも都市ガスを提供しているのがサイサン(ガスワン)です。
企業としての知名度はそれほど高くありませんが、関東エリア以外で一人暮らしをしている方でも検討しやすいのが特徴です。
都市ガス探しは一括比較サイトが便利
先ほどはエリア別に一人暮らしにおすすめの新ガス会社を紹介しました。
特に関東エリアなど自由化都市ガスが集中しているエリアでは、「ガス会社も多くて比較が面倒だな」と感じた一人暮らしの方も多いのではないでしょうか?
一人暮らしのライフスタイルに最適で最も料金が安くなる都市ガスを簡単に見つけたいのであれば、都市ガスの一括比較サイト「ガスチョイス」を利用するのがおすすめ。
ガスチョイスでは、一人暮らしにとって面倒なガスの切り替え手続きを全て任せることができ、自分にぴったりの都市ガスプランを無料で提案してくれます。
さらに、ガスチョイスを通してWEBから都市ガスへ申し込みをすると、最大3万円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施されています。
一人暮らしに最適な新ガス会社を探したい方は、ぜひガスチョイスを使ってみてくださいね。
電気とガスをセット契約するともっとお得になるかも?
一人暮らしのガス代を最大限に安くしたい方は、都市ガスだけではなく電気料金も安くなるプランを検討してみてはいかがでしょうか。
自由化都市ガスを提供しているサービスの中には、電気とガスをセット契約することで割引率が大きくなるプランもあります。
しかし、新電力会社は全国に500社以上が存在しており、一つひとつの都市ガスと組み合わせて比較検討するのは何時間あっても時間が足りません。
そこでおすすめなのが、「おまかせ電気・ガスコンシェルジュ」という無料のコンシェルジュサービスです。
このサービスを使えば、あなたのライフスタイルに最適な電気とガスの組み合わせを提案してもらえ、申し込み手続きまで簡単に行うことができます。
電気とガスのことはプロに任せるのが一番。一人暮らしの貴重な時間を有意義に使うためにも、ぜひ無料のコンシェルジュサービスをご活用ください。
まとめ:ガス代を賢く節約して生活費を抑えよう
この記事では、一人暮らしと都市ガスにまつわる情報を総合的に解説しました。記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通りです。
- 一人暮らしの都市ガス代の平均は3,000円以下
- プロパンガスより都市ガスの方が毎月数千円以上も安くなる
- 都市ガスをさらに安くするには新ガス会社と契約しよう
一人暮らしの光熱費を安くするには、新ガス会社や新電力の活用が必須!
記事内で紹介した無料の比較サイトやコンシェルジュを活用して、一人暮らしの生活費を最大限に安くしてみてはいかがでしょうか。
もう悩まない!おまかせ電気・ガスコンシェルジュがあなたにぴったりのプランをご提案!
料金シミュレーションでおよそ最適な電力会社を決めることはできますが、実際には、ガスと一緒に契約した方がお得に利用できるなど、電気料金だけでなく、ガス料金も併せて検討した方が良い場合もあります。
その上、電気の使用状況、ガスの使用状況なども考慮しなければならないため、自分のライフプランに最適な電力会社・ガス会社を選ぶのは本当に大変です。
実際、まだどの電力会社・ガス会社と契約するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
そんなあなたは、ぜひ、当サイトから「おまかせ電気・ガスコンシェルジュ」をご利用ください!
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