静岡ガス

静岡ガスの電気(SHIZGASでんき)は損!?口コミやメリット・デメリットまとめ

静岡ガス

SHIZGASでんきは東海地方を中心に都市ガスを販売している「静岡ガス」が運営しています。

地域に密着した形で契約件数を伸ばし、現在では契約件数3万件を超えた人気の電力会社です。

火力や原子力といった従来の問題ある発電方式を積極的に採用しない点も人気の理由のひとつですね。

ただし、料金プランは少々辛く、乗り換えた割にはそこまでお得ではないという側面も持っています。

そこで、この記事では

  • 静岡ガスの料金プラン
  • 実際の利用者の口コミや評判
  • メリット・デメリット

を3つに分け、徹底解説していきます。

これから静岡ガスへの乗り換えを検討している方は参考にしてみてくださいね。

静岡ガスの料金プランを徹底解説

まずは静岡ガスの料金プランを見ていきましょう。

電力会社の電気代は大まかに、

基本料金+従量料金×電力使用量

で計算することができます。

  • 基本料金:必ずかかる最低料金
  • 従量料金:1kWhあたりの単価
  • 電力使用量:その月に使用した電力量の合計

つまり、基本料金が860円、従量料金が20円、電力使用量が500kwhの場合、

860+20×500=10,860円という計算になります。

ただし、静岡ガスに関しては契約地域(東京電力エリア、中部電力エリア)によって基本料金や従量料金の単価が異なるので、それぞれの地域の料金プランと各地域の電力会社との料金比較を行ってみました。

以下のリンクをクリックすると各電力会社との比較を見ることができます。

各電力会社との比較

(クリックすると下へ移動します。)

東京電力と静岡ガスとの料金比較

東京地域でのメイン電力会社である東京電力と静岡ガスの料金比較ですが、料金はそれぞれ基本料金と従量料金によって計算することができます。

基本料金

東京電力の基本料金は下の図のように契約アンペア数が大きくなるにつれて、料金も高くなります。

⇒東京電力のアンペア数の確認方法

30A契約の場合、東京電力と同じですが、40A以降はわずかに安くなっています。

基本料金
  静岡ガス 東京電力
30A 842.40円 842.40円
40A 1,067.40円 1,123.20円
50A 1,298.70円 1,404.00円
60A 1,516.32円 1,684.80円

従量料金

東京電力の従量料金は~120kWh、120~300kWh、300kWh~の3段階で料金単価が高くなっていきます。

静岡ガスの従量料金も東京電力と同じく、料金単価は3段階になっており、東京電力よりも若干安くはなっています。

従量料金
  静岡ガス 東京電力
~120kWh 19.40円 19.52円
120~300kWh 25.91円 26.00円
300kWh~ 29.93円 30.02円

ただ、これだけでは具体的にどれくらい安くなるのかよく分からないですよね?

そこで、次に世帯人数別の料金シミュレーションを行っています。

静岡ガスに乗り換えた場合の料金をシミュレーション

1人暮らし~6人暮らしまでの世帯人数別の料金シミュレーションを行ってみました。

世帯別の電力使用量は総務省の家計調査のデータを元にしています。

1人世帯(30A、239.7kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 75,262円 75,564円
年間節約額 ⇒302円お得  
2人世帯(30A、367.3kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 118,182円 118,622円
年間節約額 ⇒440円お得  
3人世帯(40A、431.8kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 144,043円 145,227円
年間節約額 ⇒1,183円お得  
4人世帯(50A、444.3kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 151,313円 153,099円
年間節約額 ⇒15,296円お得  
5人世帯(60A、525.3kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 183,016円 185,648円
年間節約額 ⇒2,632円お得  
6人世帯(60A、637.2kWh/月)
  静岡ガス 東京電力
年間料金 223,206円 225,959円
年間節約額 ⇒2,753円お得  

このようにどの世帯人数でもオトクになるという結果になりました。

特に世帯人数が増えて、電力使用量が多ければ多いほど、節約できる金額が増える結果になっていますね。

そこで次は、他の新電力会社との料金比較静岡ガス利用者の口コミや評判をまとめてみました。

⇒他社との料金比較と静岡ガス利用者の口コミと評判はこちら
(クリックすると下へ移動します。)

中部電力と静岡ガスとの料金比較

中部地域でのメイン電力会社である中部電力と静岡ガスの料金比較ですが、料金はそれぞれ基本料金と従量料金によって計算することができます。

基本料金

中部電力の基本料金は下の図のように契約アンペア数が大きくなるにつれて、料金も高くなります。

30A契約の場合は同額ですが、40A以降は微妙に安くなっています。

基本料金
  静岡ガス 中部電力
30A 842.40円 842.40円
40A 1,095.12円 1,123.20円
50A 1,333.80円 1,404.00円
60A 1,558.44円 1,684.80円

従量料金

中部電力の従量料金は~120kWh、120~300kWh、300kWh~の3段階に分かれていて、段階的に高くなっていく仕組みになっています。

従量料金に関しては、静岡ガスと中部電力は同じ料金単価になっています。

従量料金
  静岡ガス 中部電力
~120kWh 20.68円 20.68円
120~300kWh 25.08円 25.08円
300kWh~ 27.97円 27.97円

静岡ガスに乗り換えた場合の料金をシミュレーション

1人暮らし~6人暮らしまでの世帯人数別の料金シミュレーションを行ってみました。

世帯別の電力使用量は総務省の家計調査のデータを元にしています。

1人世帯(30A、239.7kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 75,913円 75,913円
年間節約額 ⇒0円  
2人世帯(30A、367.3kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 116,649円 116,649円
年間節約額 ⇒0円  
3人世帯(40A、431.8kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 141,331円 141,668円
年間節約額 ⇒337円お得  
4人世帯(50A、444.3kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 148,390円 149,233円
年間節約額 ⇒842円お得  
5人世帯(60A、525.3kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 178,273円 179,789円
年間節約額 ⇒1,516円お得  
6人世帯(60A、637.2kWh/月)
  静岡ガス 中部電力
年間料金 215,831円 217,347円
年間節約額 ⇒1,516円お得  

このようにどの世帯人数でもオトクになるという結果になりました。

特に世帯人数が増えて、電力使用量が多ければ多いほど、節約できる金額が増える結果になっていますね。

そこで次は、他の新電力会社との料金比較静岡ガス利用者の口コミや評判をまとめてみました。

⇒他社との料金比較と静岡ガス利用者の口コミと評判はこちら
(クリックすると下へ移動します。)

静岡ガスって本当にお得?他の新電力会社とも比較してみた

疑問

静岡ガスを東京電力と中部電力それぞれと比較してみました。

確かにわずかに電気代は節約することができますが、正直そこまで乗り換えたからと言ってそこまでお得ではありません。

しかも中部電力エリアの場合、その値引き額はかなり少なく、60A契約、600kWh/月とたくさん電気を利用するご家庭でも年間で約1,500円ほどしか節約することができません。

例えば、中部電力エリアで一人暮らしをしているのなら、HTBエナジーを契約すれば年間4,000円ほど、二人暮らしなら自然電力で9,000円、60A・600kWh/月のようなご家庭ならピタでんなら40,000円節約することができます。

これはあくまで一例ですが、お住まいの地域や生活スタイル、電力使用量を考慮してしっかり電力会社を選べば、よりお得な電力会社を選ぶことができます。

当サイトの「電力会社一括シミュレーション機能」は全国の電力会社を一括比較することができます。

ご自身のお住まいの地域、電力使用量、契約アンペア数を入力するだけで全国の電力会社を一括比較し、安い順番からランキング形式で比較・検討することができます。

また、それだけでなく、電力会社乗り換え初心者の方でも分かりやすく、電力会社の選び方のポイントをまとめてあるので、是非とも活用してみてくださいね!

静岡ガス利用者の口コミや評判

Twitterに投稿されている静岡ガスの口コミや評判をまとめてみました。

ネット上での主な評判
  • 地域によって契約先がバラバラでややこしい
  • 料金ではなく、発電方法(再生可能エネルギーなど)に期待

静岡ガスの料金プランとシミュレーションの結果の通り、他の電力会社と比較するとそれほどお得にはなりません。

しかし、静岡ガスは再生可能エネルギー、工場の余剰電力、ガス発電機を利用して発電しています。

そのため、CO2排出量の多い火力発電と比べるとエコですし、原子力発電と比べると安全性は高くなっています。

そういった側面に期待をして契約している方が多いようです。

また、静岡という地域柄、東京電力や中部電力、東邦ガスや静岡ガス、東京ガスが混在したエリアなので、ごちゃまぜでややこしいという意見が非常に多かったです。。。

静岡ガスの電気のメリット・デメリットまとめ

静岡ガスの料金プランや利用者の口コミや評判を調べていくうちに分かったメリット・デメリットをまとめてみました。

静岡ガスの電気のメリット

OK

CO2排出量が少なく、安全性の高い発電方式

静岡ガスの電気は大手の電力会社とは異なり、環境に優しく安全性の高い発電方式を採用しています。

東京電力や中部電力といった大手の電力会社は依然として、火力発電や原子力発電に頼り切りの発電方式をメインとして採用しています。

そのため、地球温暖化を加速させるCO2排出量が減らず、また、核燃料の処理問題などの安全性も懸念されています。

一方、静岡ガスの電気はCO2排出量の少ないガスエンジン発電、太陽光・バイオマス・風力などの再生可能エネルギー、大規模工場の自家発電余剰電力を利用して家庭に電気を供給しています。

セット割でさらにお得に

静岡ガスの電気は他のサービスをセットで申し込むと基本料金がお得になる「セット割」があります。

  1. セットでずーっと割:ガスとのセット割引(-168.48円/月)
  2. ほっと割:ガスの床暖房や暖房機器とのセット割引(-56.16円/月)
  3. 創エネ割:エコウィル、エネファームとのセット割引(-56.16円/月)
  4. 安心割:警報器と消火器をリース契約とのセット割引(-56.16円/月)
  5. おとも割:省エネ家電をリース契約とのセット割引(-56.16円/月)

※ほっと割と創エネ割の併用は不可

個人的にこの中で利用価値があるのは、「セットでずーっと割」くらいです。

現在静岡ガスを利用しているのなら無条件で基本料金が安くなるので、申し込まない手はありません。

しかし、他のセット割はガス器具などを購入、もしくはレンタルする費用がかかるにも関わらず、値引き額が極端に少ないです。

そのため、これらのセット割引きは無理に利用する必要はないでしょう。

解約時に違約金がかからない

静岡ガスの電気は解約時に違約金がかかりません。

そのため、いつでも自由なタイミングで別の電力会社に乗り換えることが可能です。

静岡ガスのデメリット

間違い

電気代がそこまでお得ではない

静岡ガスの料金プランとシミュレーションの通り、東京電力や中部電力から乗り換えたとして、そこまで電気代がお得にはなりません。

もちろん、セット割で基本料金をさらに安くすることはできますが、それを加味しても他の新電力会社と比べると料金的には見劣りしてしまいます。

オール電化向けの料金プランがない

オール電化住宅の場合、専用の料金プランを選ばないとお得にはなりません。

東京電力なら「スマートライフプラン」、中部電力なら「Eライフプラン」を利用した方が安く、静岡ガスに乗り換えると逆に電気代が高くなってしまう可能性が高いです。

まとめ:そこまでお得ではないが、環境や安全を考えるならアリ

静岡ガスの電気の料金プランや利用者の評判、メリット・デメリットについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

静岡ガスは料金面だけを見れば、そこまでお得ではありませんが、地域で作った電気を無駄なく、地域で利用するという今までになかった健全な発電方式を利用しています。

地域密着、環境に優しく、安全性の高さを意識する方ならとても良い電力会社です。

ただし、「電力会社選びは安さを優先したい!」というのなら、よりお得な電力会社を選び直すことをおすすめします。

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