基本料金無料！1人暮らし、単身世帯にもおすすめの親指でんきの特徴

親指でんきは、基本料金が無料のシンプルな料金体系で評価が高い新電力会社。

さらにゲーマーやペットを飼っている家庭向けの特殊なプランも用意されており、一人暮らしの電気代を節約するためにぜひ検討したい選択肢です。

しかし、「親指でんきって一人暮らしでも本当に安くなるんだろうか？」と心配に感じている方もいますよね。

この記事では、親指でんきは一人暮らしで利用しても電気代が安くなるのかどうか、料金シミュレーションをして徹底検証しています。

なお、親指でんきの詳しい情報や口コミ・評判は次の記事でも詳しく解説していますので、親指でんきについてもっと知りたい一人暮らしの方は併せてご覧ください。
⇒要注意！親指でんきの口コミや評判から分かる３つのデメリット

親指でんきが一人暮らしにおすすめな4つのポイント

親指でんきには、一人暮らしの方におすすめな理由がいくつもあります。まずは、親指でんきが一人暮らしにおすすめなポイントを見ていきましょう。

ポイント①：基本料金が無料（0円）

親指でんきが一人暮らしにおすすめなポイントとして、多くのプランで基本料金が無料（0円）に設定されている点が挙げられます。

地域の大手電力会社では、電気料金は「基本料金＋従量料金」の構成になっていることがほとんど。

基本料金は契約しているだけで発生する料金で、従量料金は電気を使った分に対して加算される料金です。

東京電力エリアで一人暮らしをしている場合、一般的な契約アンペア数である30Aにおける東電の基本料金は858円。

親指でんきならその基本料金が無料になる仕組みとなっています。

ポイント②：従量料金も低価格に設定

親指でんきでは基本料金が無料であることに加えて、従量料金もかなりの低価格に設定されているため、大手電力会社から切り替えることで一人暮らしの電気代がかなりお得になります。

例えば親指でんきで最もスタンダードな「いいねプランB」の場合、東京電力エリアの従量料金は1kWhあたり26.4円。

他の新電力会社と比較しても安い部類に入るため、一人暮らしでも十分に電気代は安くなることでしょう。

親指でんきの電気料金がどの程度の水準なのか、同じように基本料金が無料の料金体系となっている他社の新電力会社と比較してみましょう。

東電エリアの新電力会社の料金比較

電力会社	基本料金	従量料金
親指でんき 「いいねプランB」	無料（0円）	26.4円
Looopでんき 「おうちプラン」		26.4円
楽天でんき 「プランS」		26.5円
あしたでんき 「標準プラン」		26.0円

このように、親指でんきは他社と比べても負けず劣らずの低料金であることがわかります。

ポイント③：口座振替でも支払える

先ほどの比較表を見ると、「一人暮らしならあしたでんきの方が安くない？」と感じる一人暮らしの方もいますよね。

実はその通りで、純粋に一人暮らしの電気代を節約するなら親指でんきよりあしたでんきの方が安くなります。

ただし、親指でんきは口座振替でも支払える一方、あしたでんきの支払方法はクレジットカードのみ。

口座振替を選びたい一人暮らしの方なら親指でんきを、クレジットカードでもOKならあしたでんきを選ぶのがいいでしょう。

なお、親指でんきと他の電力会社の違いは後ほど「親指でんきと比較したいおすすめ電気会社」の見出しでも解説します。

親指でんき以外の選択肢も検討したい一人暮らしの方は、ぜひそちらもご覧ください。

ポイント④：WEB申込なら違約金・解約金がかからない

親指でんきが一人暮らしの方におすすめな理由として、WEBから申し込むと違約金や解約金がかからない点が挙げられます。

違約金のある電力会社を契約すると、後からもっと一人暮らしにお得なプランを見つけたときに乗り換えにくくなりますが、その心配もありません。

なお親指でんきの重要事項説明を見ると「2年以内の解約時には3,500円の違約金が発生する」と記載がありますが、「WEBから申し込みをすると免除される」とも記載されているのでご安心ください。

電話で新規申し込みをすると違約金が必要となるため、親指でんきは必ずWEBから申し込むようにしましょう。

一人暮らしでも電気代は安くなる？

親指でんきは基本料金が無料な点が料金面での大きな特徴ですが、「一人暮らしの場合、元々の基本料金が安いからそれほど安くならないのでは？」と心配される方もいますよね。

こちらでは、一人暮らしで親指でんきを利用した場合、本当にお得になるのかどうか検証してみましょう。

一人暮らしの一般的な契約アンペア数は30A、月間電気使用量の平均は239.7kWh（※）とされているので、この数値を元に検証してみます。※参照：ひのでやエコライフ研究所

親指でんきと一人暮らしの電気代を比較するのは、関東エリアの大手電力会社である東京電力と、最近口コミで話題の「HISでんき」です。

電力会社別に一人暮らしの年間電気代を比較

電力会社	年間電気代	お得度（東電比）
東京電力 「従量電灯B」	76,956円	0
親指でんき 「いいねプランB」	75,936円	-1,020円
HISでんき 「ウルトラ30東京」	73,116円	-3,840円

上記の比較表を見ると、親指でんきは東京電力よりも一人暮らしの年間電気代が安くなるのは間違いありませんが、お得度はHISでんきの方が大きくなることがわかります。

HISでんきの「ウルトラ30東京」は、基本料金が無料ではないものの、基本料金・従量料金が東京電力から最大5%OFFになる料金プラン。

電気使用量の少ない一人暮らしの方であれば、親指でんきよりも別の新電力会社の方がお得になるケースもあるようです。

まずは公式サイトでの料金シミュレーションが大切

上記のシミュレーションはあくまで平均的な一人暮らしの電気使用量に基づいて計算しているので、実際は一人ひとりのライフスタイルによっても変わってくるでしょう。

一人暮らしの新電力会社は事前に公式サイトで料金シミュレーションをしてから契約することが大切です。

ゲーマーやペットを飼っている人はさらにお得に！？

これまでに紹介した以外にも親指でんきには、料金プランが豊富である特徴があります。

親指でんきには一人ひとりのライフスタイルに最適化した珍しいプランがあり、一人暮らしならこれらのプランを選ぶ方がお得になる可能性もあります。

一人暮らしの方が親指でんきで検討したい特別プランは、次の3種類です。

それぞれどのようなプランなのか、一人暮らしの方はぜひチェックしてください。

わんにゃんプラン＋

親指でんきの「わんにゃんプラン＋」は、ペットを飼っている方向けのプランです。

一人暮らしをしている方の中には、犬や猫などのペットを飼っている方もいるでしょう。ペットが快適な環境を整えるためには、夏や冬などはエアコンをつけっぱなしにすることが多いですよね。

大切なペットのためとはいえ、やはり一人暮らしの電気代がかさんでしまいます。

そんなペットを飼っている一人暮らしの方のお悩みを解消してくれるのが、親指でんきのわんにゃんプラン＋なのです。

通常のいいねプランBと違い基本料金は無料ではなく半額になる仕組みですが、ペット向けの付帯サービスが充実しています。

ペットを飼っている一人暮らしの方であれば、ぜひ親指でんきのわんにゃんプラン＋を検討してくださいね。

なお、親指でんきではペットがいる家庭に向けて別の電力プラン「ペットでんき」も提供しています。

利用シーンによってはこちらの方が安くなる場合もあるので、ペットを飼っている一人暮らしの方はぜひそちらも検討したいところです。

ペットでんきの詳細は次の記事で解説しています。
⇒ペットでんきの口コミ・評判！ペット割引で安いおすすめ新電力会社を比較

ゲームプラン

親指でんきの「ゲームプラン」は、ゲームを愛するゲーマー向けのプランです。

一人暮らしをしている方の中には、ゲームが大好きな方も多いですよね。親指でんきのゲームプランなら、夜中にゲームをすることが多い方の電気代が安くなります。

具体的には、親指でんきのゲームプランでは夜9時〜翌6時（厳密には5時59分まで）の電気代が24.4円と割安になる仕組みです。

通常プランより1kWhあたり2円も安いので、ゲームをしなくても夜型生活の一人暮らしの方でも検討したいところ。

ただし夜間が安い代わりに日中の料金は30.5円と高めに設定されています。

ライフスタイルによっては通常プランの方が安くなる場合もあるため、自分に最適なプランを選びましょう。

ビューティープラン

親指でんきの「ビューティープラン」は、美容に興味がある一人暮らしの方におすすめのプランです。

電気代が毎月300円割引になり、さらに化粧品サンプルが無料でプレゼントされる内容となっています。

ただしビューティープランは基本料金が無料ではなく半額であり、従量料金も通常プランと同じ価格設定です。

300円の割引を踏まえても電気代はあまりお得にはならない恐れがあるため、化粧品サンプルに魅力を感じる一人暮らしの方が検討するといいでしょう。

親指でんきと比較したいおすすめ電気会社

こちらでは、一人暮らしで親指でんきとあわせて比較検討したいおすすめの電気会社を紹介します。

Looopでんき

Looopでんきは、親指でんきと同様に基本料金無料の料金体系を採用している、一人暮らしにおすすめの新電力会社です。

従量料金も26.4円と親指でんきと同価格でありながら、電気機器のトラブル時には無料で駆けつけてくれるサービスが付いています。

親指でんきには同様のサービスがなく、Looopでんきの駆けつけサービスは一人暮らしの不安を解消してくれるものとなっています。

ちなみに東京電力で駆けつけサービスを利用すると有料なので、一人暮らしの方は注意しましょう。

Looopでんきはぜひ親指でんきと共に検討対象に加えたい一人暮らしにおすすめの新電力会社です。

楽天でんき

楽天でんきも、親指でんきと同じく基本料金が無料になっている一人暮らしにおすすめの電力会社。

従量料金は26.5円と親指でんきより若干高いですが、楽天グループが運営しているため、電気代200円ごとに1ポイントが付くメリットがあります。

楽天市場などのサービスをよく使う一人暮らしの方なら、楽天スーパーポイントを貯めている方も多いでしょう。

一人暮らしの場合はポイント還元で親指でんきよりお得になるケースもあるため、こちらもぜひご検討ください。

自然電力のでんき

自然電力のでんきは、再生可能エネルギー100%の未来を目指している新電力会社です。

親指でんきのように基本料金は無料ではありませんが、電気代の1%が再生可能エネルギーを増やす活動に使われるため、環境問題対策に貢献できる点が一人暮らしにも好評です。

さらに、一人暮らしの場合は親指でんきより自然電力のでんきの方が料金が安くなるケースもあります。

環境問題への対策に協力したい一人暮らしの方など、少しでも興味があれば自然電力のでんきの公式サイトで料金シミュレーションをしてみてくださいね。

一人暮らしの光熱費をできるだけ安くするには

親指でんきを検討している一人暮らしの方であれば、「できるだけ一人暮らしの光熱費を格安にしたい」と考えているのではないでしょうか。

確かに親指でんきを契約すれば電気代は安くなりますが、一人暮らしの光熱費を最大限に安くするためには、電気とガスを両方見直すことが大切です。

なぜなら、新電力会社の中には電気とガスをセット契約することで、さらに割引になるプランも存在しているから。

しかし、現在全国では500社以上の新電力会社が存在しており、その全てを親指でんきと比較したりガスとセットで検討したりするのは、正直言って不可能です。

そこでおすすめなのが、一人暮らしのライフスタイルに最適な電気とガスの組み合わせを提案してくれるコンシェルジュサービスです。

光熱費のことは自分で悩むよりプロに任せる方が簡単で確実なので、ぜひ活用してみてくださいね。

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まとめ：親指でんき以外の電力会社も比較検討しよう

この記事では、親指でんきは一人暮らしでも本当にお得になるのか、料金シミュレーションをして徹底検証しました。記事の要点を簡単にまとめると、次の通りです。

親指でんきは東京電力から乗り換えることで電気代を安くできるのは間違いないですが、一人暮らしのライフスタイルによっては別の電力会社の方がもっと安くなる可能性もあります。

一人暮らしの電気代をなるべく安くしたいのであれば、複数の電力会社を比較検討し、それぞれの公式サイトで料金シミュレーションを試してみるのがおすすめ。

気になる電力会社を見つけたら、まずは公式サイトをチェックしてみてくださいね。