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節約の豆知識
電気代の節約なら契約種別を見直そう!契約種別の意味や選び方を解説

電気料金を安くするには料金プランの見直しが重要

電気代の節約なら契約種別を見直そう!契約種別の意味や選び方を解説

電気代を節約するためには、「契約種別けいやくしゅべつ」の見直しが必要不可欠。

契約種別を見直すだけで、年間数千円〜数万円の電気代が安くなる可能性もあります!

この記事では、契約種別とは何なのか解説しているほか、電気代を節約するための選び方もご紹介。

また、電気代をより大幅に節約するためにチェックしたい新電力会社についても解説しています。おすすめの新電力会社も紹介しているので、自分に最適な契約種別を探してみてくださいね。

電気代の節約は契約種別の選び方が重要

電気代の節約は契約種別の選び方が重要

電気代を節約する時に、「家電の使い方」を見直す方は多いでしょう。

しかし、どんなに家電の使い方を見直して節約したとしても、そもそもの電気料金が高ければ大幅な電気代節約は難しくなります。

だからこそ毎月の電気代をより大きく節約するためには、電気の契約種別について考える必要があるのです。

まずは、電気代節約のために覚えておきたい電気の契約種別に関する基礎知識を解説します。

電気の契約種別とは

節約に重要な電気の契約種別とは、私たちが電力会社と契約する電気の料金プランのこと。

同じ電力会社の中には、ライフスタイルや使用機器など家庭ごとの状況に合わせて何種類もの契約種別を用意しているところもあります。

自分の契約種別を確認する方法

でんき君
でんき君
自分が今どんな契約種別で電気を使っているか知ってる?
でんこちゃん
でんこちゃん
え…、自分の契約種別ってどうやって確認するの?
でんき君
でんき君
自分の契約種別を確認するには、手元にある検針票(電気代の請求額が記載されている紙)をチェックしてみて!

電気使用量のお知らせ

上記は東京電力の検針票のイメージ画像です。

画像を見ると、「ご契約種別」の右側に「従量電灯B」と記載があることがわかります。この部分こそ、自分が契約している料金プランの名称です。

東電以外の検針票でも似たような内容になっていますから、ぜひお手元の検針票をご確認ください。

同じ使用量でも契約種別により電気代が変わる

電気代の節約を考えるのであれば、あなたのご家庭、生活スタイル合ったに最適な料金プランを契約することが必要不可欠

なぜなら、毎月の電気使用量が全く同じだったとしても、契約している料金プランによって電気代は変わってくるからです。

実際のところ契約種別でどれくらいの電気代が節約になるのか、東京電力と関西電力の場合でそれぞれ検証してみましょう。

東京電力の場合

東京電力でもいくつかの料金プランがあり、最も一般的な契約種別は「従量電灯B」と「スタンダードS」の2種類。

同じ電気使用量の場合に2つの料金プランで年間いくらの電気代が節約になるのか計算してみましょう。

契約種別による年間電気代の違い(東京電力)
世帯人数 従量電灯B スタンダードS 差額
1人 ¥76,956 ¥76,920 ¥36
2人 ¥120,804 ¥120,756 ¥48
3人 ¥147,900 ¥147,852 ¥48
4人 ¥155,916 ¥155,868 ¥48
5人 ¥189,060 ¥189,012 ¥48
6人以上 ¥230,112 ¥230,064 ¥48

※契約アンペア数、電気使用量は総務省の家計調査のデータを元に試算

このように、同じ東京電力でも契約種別によって電気代が節約になることがわかりました。

ただ、「なんだ、電気代の節約幅はたったの50円か」と感じた方がほとんどかと思います。たしかに東電の2種類の料金プランではどちらもほとんど電気代の節約度は変わりません。

しかし、そもそもの料金単価が安い新電力会社を選択すれば、年間電気代の節約幅は数千円〜数万円と大きな違いになってくるので甘く見てはいけません。

年間電気代を大きく節約できる新電力会社については、「電気代をもっと節約するなら新電力会社を契約しよう」の項目以降で詳しく解説します。

関西電力の場合

続いて、関西電力で最適な契約種別を選ぶと1年間でどれくらいの電気代節約になるのか確認してみましょう。

試算シミュレーションをするのは「従量電灯A」と「eおとくプラン」の2種類の料金プランです。

契約種別による年間電気代の違い(関西電力)
世帯人数 従量電灯A eおとくプラン 差額
1人 ¥70,404 ¥65,124 ¥5,280
2人 ¥112,728 ¥105,780 ¥6,948
3人 ¥135,396 ¥127,764 ¥7,632
4人 ¥139,788 ¥132,024 ¥7,764
5人 ¥168,264 ¥159,648 ¥8,616
6人以上 ¥207,600 ¥197,796 ¥9,804

※契約アンペア数、電気使用量は総務省の家計調査のデータを元に試算
※「eおとくプラン」の契約電力:東京電力「スマート契約の基本料金の決まり方」

上記の比較表を見ると、同じ関西電力でも契約種別によって年間で数千円単位の電気代節約になることがわかります。

関西電力の「eおとくプラン」は1ヶ月に200kWh以上の電気を使う家庭が節約できる契約種別です。

従量電灯Aから切り替えるとかなりの電気代節約になりますが、やはり新電力会社の方がもっと節約になるケースは多いでしょう。

関西電力を契約中の方も、ぜひ後の項目で紹介する新電力会社を検討してみてくださいね。

契約種別はライフスタイルに合わせた見直しが必要

でんこちゃん
でんこちゃん
私は数年前に1番安い料金プランを契約したから大丈夫!
でんき君
でんき君
…って思っている人って多いんだけど、実は大丈夫じゃないかもしれないんだよね。
契約種別はライフスタイルによって最適なプランが変わってくるから、電気代を節約するには今の生活スタイルに合わせて常に電気の契約種別を見直す姿勢が重要だよ。

例えば、電気の契約種別は次のようなタイミングで見直すのがおすすめ。

  • 結婚・出産
  • 同棲
  • 引越し
  • 転職・退職
  • 戸建て住宅を新築・購入した
  • エアコンなど大きな家電を購入した
  • ペットを飼い始めた
  • 数年おきに定期的に

節約のために電気の契約種別を見直すタイミングはたくさんあります。

「生活の変化」は「電気使用量の変化」でもあるため、電気代の節約で損をしないためにも常に料金プランは見直しましょう。

電気代をもっと節約するなら新電力会社を契約しよう

新電力会社を利用する/電気の料金プランを見直す

先ほどは、同じ大手電力会社でも選ぶ契約種別によって電気代の節約度が変わってくるとお伝えしました。しかし電気代をもっと大幅に節約するためには、大手電力会社ではなく新電力会社と契約する方がおすすめです。

こちらでは、契約することで電気代を大幅に節約できる可能性を秘めている、新電力会社について解説していきます。

新電力会社とは

新電力会社とは、2016年4月から開始された電気の自由化にともない、新しく登場してきた電力会社です。

電力自由化以前の電気契約は地域の大手電力会社の独占状態にありましたが、電力自由化によりどの事業者とでも電気購入の契約ができるようになりました。

新電力会社を選ぶメリット

新電力会社を選ぶ最大のメリットは、いつも通りの生活をしていても電気代の節約になる点です。

でんき君
でんき君
エアコンを我慢したり節約を心がけたりしなくても、大手電力会社から新電力会社へ変更するだけで、ほとんどの方が電気代を節約することができるよ。

電気の品質が落ちることはないので安心

「切り替えるだけで電気代の節約になるなんて怪しい」と心配に感じる方もいますよね。

しかし電気の自由化は政府が推進している政策であり、一切怪しいものではないためご安心ください。

この政策が行われた理由は、市場で電気代の価格競争を起こして一般家庭の電気代をより節約するためなのです。

また、新電力会社と契約してても大手電力会社の送電網を使って電気が送られてくるので、電気の品質が落ちることはありません。

でんこちゃん
でんこちゃん
新電力会社と契約したことが原因で停電が増えたり、コンセントから火が出たりする心配はないからご安心を!

新電力会社へ切り替え契約手続きする流れ

新電力会社への切り替え契約手続きは非常に簡単!新電力会社の公式WEBサイトからすぐに契約申し込みができ、その手順は次の通りです。

  1. あなたの生活にぴったりの新電力会社を選ぶ
  2. 検針票を見ながらWEBで契約申し込み
  3. 新電力会社から供給開始日や工事日などの連絡が来る
  4. スマートメーター未導入の場合は交換工事(無料)
  5. 事前に伝えられた供給開始日に電気の供給スタート

スマートメーターとは、電波で電気使用量の検針を行う新しい電気メーターです。新電力を利用する際には基本的にスマートメーターが必要ですが、工事費用はかからないのでご安心ください。(選ぶ新電力会社によっては新規事務手数料などが必要になる場合はあります)

上記の手順で新電力会社との契約が完了したら、あとは電気代の節約幅を確認するだけ!

電気代が高くなる季節にはより節約度の高さを感じられるでしょうから、夏や冬の請求額はぜひしっかりご確認ください。

おすすめの新電力会社

おすすめの新電力会社

電気代を節約するためには新電力会社と契約するのがおすすめだとお伝えしました。

こちらでは、電気代節約のためにぜひ契約を検討したいおすすめの新電力会社を紹介します。

Looopでんき

Looopでんき

まず紹介する電気代節約におすすめの新電力会社は「Looopでんき」です。一般家庭向けの「おうちプラン」では契約種別が1種類しかなく、選び方に迷う心配はありません。

Looopでんきの特徴は、大手電力会社では契約アンペア数に応じて加算される基本料金が無料で、従量料金(電気を使ったぶんの料金)だけのシンプルな契約種別にあります。関東エリアの契約種別は1kWhあたり26.4円の価格設定であり、電気代節約のために他社との比較もしやすいですね。

また、Looopでんきには電気機器が不具合を起こした時に無料で駆けつけてくれる安心サービス(関東エリア限定)も付いています。東京電力へ駆けつけを依頼すると出張料が取られるので、こちらも嬉しいポイント。契約することで電気代の節約になるだけでなく、安心にもつながる新電力会社です。

利用者が暴露!Looopでんき(おうちプラン)の評判・口コミと電気料金の実態
利用者が暴露!Looopでんき(おうちプラン)の評判・口コミと電気料金の実態

楽天でんき

楽天でんき(楽天エナジー)

新電力会社の仕組みを理解しても、「やっぱりよくわからないサービスは心配」と感じる方もいますよね。そんな方の電気代節約におすすめなのが、楽天市場でおなじみの楽天グループが提供する「楽天でんき」です。

楽天でんきは、Looopでんきと同じく基本料金が無料の契約種別が特徴。従量料金のみのわかりやすい価格の契約種別なので、電気代節約にはおすすめです。

さらに楽天でんきなら電気代の支払い200円ごとに1楽天ポイントが貯まり、ポイント還元でも節約できるので一人暮らしにもおすすめ。

楽天カードを持っている方ならクレジットカードのポイントと合わせて200円で3ポイントが貯まるので、楽天会員の方なら1番に検討したい電力会社です。

楽天エナジー「楽天でんき」のメリット・デメリットを包み隠さず暴露

自然電力のでんき

自然電力のでんき

電気代の節約に加えて環境問題への対策にも貢献できるのが「自然電力のでんき」です。自然電力のでんきは、地球上の電気を全て再生可能エネルギーで補給する未来を目指して、自然エネルギーを増やす活動を行っている新電力会社です。

自然電力のでんきと契約すると電気代の1%が自然エネルギーを増やす活動に使用されるので、電気代節約になる上に省エネにもなる特徴があります。

自然電力のでんき
自然電力のでんきの口コミ・評判から分かるデメリットに驚愕!?

親指でんき

親指でんき

ペットを飼っている家庭の電気代節約におすすめの新電力会社が「親指でんき」です。親指でんきにはゲーマー向け、美容に興味がある方向けなど様々な節約プランが評判で、ペットを飼っている家庭向けには「わんにゃんプラン+」と呼ばれる契約種別が用意されています。

わんにゃんプラン+の契約種別で電気代の節約になるのはもちろん、ペットサロンの割引優待などペットに関連した特典が付いています。電気代だけではなくペット関連サービスの節約にもなるおすすめの新電力会社です。

要注意!親指でんきの口コミや評判から分かる3つのデメリット

まずは新電力会社の公式サイトをチェック

この記事では、電気代節約のために覚えておきたい契約種別にまつわる情報を解説しました。電気代節約のために覚えておきたい記事の要点をごく簡単にまとめると、次の通り。

でんき君
でんき君
  • 電気代は選ぶ契約種別によって節約度が大きく変わる
  • 節約に最適な契約種別はライフスタイルによって異なる
  • より大幅に電気代を節約するなら新電力会社がおすすめ

記事内では、電気代節約に役立つおすすめの新電力会社も紹介しました。それぞれの新電力会社に異なる特徴があるので、ぜひ各電力会社の公式サイトをチェックして、自分にぴったりの契約種別を見つけてくださいね。

また、公式サイトではお得なキャンペーンをやっていることもあるため、キャンペーン情報も要チェックです。

おすすめ電力会社の【最新版】お得なキャンペーン・キャッシュバック・割引特典情報まとめ
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