冬場の電気代って他の季節と比べるとめちゃくちゃ高いですよね。
私も明細書を見て「げっ!?」となったことはあります(笑)
結論から言うと、電気代が高くなる原因は電化製品と契約中の電力会社です。
しかし、ちょっとした工夫するだけで、楽して節約することができるんです。
電気代が高くて悩んでいるのなら、今回ご紹介する方法を読んでみてください。
「今までと同じ使い方」で電気代を10%以上も節約することができますよ。
もくじ
冬場の電気代が高くなる原因とは?
冬場はどうしても他の季節と比べると電気代が高くなりがちです。
例えば、
・服の量が多くなるので、洗濯機を回す回数が増える
・ペットのために、外出時もエアコンをつけっぱなしにする
・日照時間が短いので、照明を付ける時間が長くなる
・温かい飲み物を飲むため、電子ポットの頻度が増える
など、他の季節と比べると消費電力が高くなりがちです。
特に電力使用量の少ない5.6月、9.10月と比べると2倍近く高くなる傾向にあります。
苦労せずに電気代を節約できる2つの方法
多くのサイトに書かれている電気代を節約する方法の1つとして、
新型の家電に買い換える方法があります。
例えば、
10年前の冷蔵庫と最新の冷蔵庫を比べると、年間13,000円も節約することができます。
(参考:https://enechange.jp)
ただし、新しい家電への乗り換えは買い替え費用もかかりますし、省エネ機能の搭載している新型家電はその分本体価格が高めに設定されています。
確かに長い目で見れば、トータルで安くなることはわかっているとしても、その買い替え費用をすぐに用意することは難しいですよね。
また、賃貸物件の備え付けのエアコンだとそうカンタンに買い換えることはできません。
そこで、家電の買い替えなどせずに、誰でも今すぐカンタンに電気代を節約できる方法をご紹介します。
手っ取り早い方法その1:電力会社を変更する
電力会社の変更が、一番コスパ良く電気代を節約できる方法です。
お金をかけず、節電せずに節約することができます。
今まで電力会社は東京電力や関西電力といった地元の電力会社しか契約することができませんでした。
しかし、2016年に電力自由化が始まり、今までにない画期的な料金プランを打ち出した電力会社を選ぶことができるようになりました。
例えば、東京電力エリアの場合、
一人暮らしならH.I.Sでんきに切り替えれば、年間4,000円ほど節約、
毎月600kWh以上使うご家庭なら自然電力のでんきに切り替えれば、4万円ほど節約することができます。
これらはあくまで一例ですが、あなたのライフスタイルにピッタリと合った電力会社を選べば、最大限に電気代を節約することが可能です。
当サイトの「電力会社一括シミュレーション機能」では、
- お住まいの地域
- 電力使用量
- 契約アンペア数(関西、中国、四国は不要)
を入力すれば、全国の電力会社を一括比較して、安い順番からランキング形式で比較・検討することができます。
また、それだけでなく、電力会社乗り換え初心者の方でも分かりやすく、電力会社の選び方のポイントをまとめてあるので、是非とも活用してみてくださいね!
電力会社の乗り換えは無料ですし、WEBでの手続きでカンタンに申込むことができます。
エアコン・冷蔵庫の使い方と設定を見直す
まず、電気代を節約するポイントとしては、「電気代の高い家電から節約する」ことです。
例えば、エアコンの電気代は年間16,000~50,000円ほどかかりますが、照明器具は1代あたり年間約3,200円ほどしかかかりません。
そのため、いくらこまめに照明を切って節電するよりも、エアコンを節電するほうがコスパ良く電気代を節約することができます。
特にエアコンと冷蔵庫は電化製品の中でも電力消費量の多い家電です。
エアコンと冷蔵庫の使い方や設定をちょっと変えるだけで、カンタンに節約することができます。
エアコンの使い方・設定の見直し方
エアコンをこまめにオン・オフしない
節電意識の高い方はびっくりするかもしれませんが、こまめにエアコンをオン・オフすると逆に電気代が高くなります。
私も小さい頃は「使ったら消しなさい!」とよく母親に言われていましたが、むしろ逆効果です。
実は、エアコンがもっとも電力を消費するのが、起動時です。
暖房使用時に必要なアンペア数は6.6Aですが、立ち上がり時には20Aもかかってしまいます。
(参考:http://www.tepco.co.jp/ep/private/ampere2/ampere03.html)
次に電力を消費するのが、温度調節をするときです。
例えば、室内気温が10度の時に26度まで上げるとしたら、10度→26度に上げる時に多くの電力を消費します。
そして、26度になった後はその室温を保つ作業に移ります。
実はエアコンって温度を保つ時は思ったほど電力を消費しません。
そのため、こまめにオンオフをしてしまうと、エアコンの起動と温度調節がダブルで必要になってしまうため、たくさんの電力が必要になってしまいます。
そこで、家にいる時や数時間外出するくらいの時はエアコンはつけっぱなしで過ごすようにしましょう。
エアコンは自動運転を使え!
エアコンでもっとも効率よく温度調節できるのが、自動運転です。
自動運転はその名の通り、エアコン自身で判断してその時に最適な温度と湿度を保つ機能です。
暖房機能だけで温度を上げると効率が良くないので、湿度調整や送風も同時に使って効率良く、室内を快適な温度に保ちます。
暖房の場合17度以上を保つように稼働します。
労働安全基準法の事務所衛生基準規則によると、「室内温度は17度上28度以下」という記載があり、それに則った室温に自動的にしてくれます。
「17度じゃ寒すぎる!」
という方は、自動運転にした後、温度調節ボタンで温度を上げましょう。
自動運転の「+1」は最低18度を目安とした温度設定になります。
エアコンの性能を上げる
いくらエアコンの使い方や設定を変更したといっても、エアコン自体の性能が落ちてしまうような状況では余計に消費電力がかさみます。
そこで、今すぐ実践できるエアコンの性能を上げる方法をご紹介します。
カーテンを閉めて断熱する
窓はガラス一枚で遮られているため、冬場は室内の熱を外へと逃し、
外気や外の温度を室内に伝えてしまいます。
そこで、カーテンを締めましょう。
そうするだけで、窓ガラス+カーテンになり、断熱効果が高まります。
フィルターを清掃
フィルターは2週間に一度はこまめに掃除するようにしましょう。
フィルターにホコリや汚れが貯まった状態だと、温度調節機能の性能が落ちます。
また、性能が落ちたにもかかわらず、無理やり温度を調節しようと
エアコンが頑張るので、その分消費電力がかかってしまいます。
冷蔵庫の使い方・設定の見直し方
冷蔵庫はエアコンの次に消費電力のかかる家電です。
普段何気なく使っている冷蔵庫も使い方や設定をちょっと工夫するだけで、カンタンに節約することができます。
冷蔵庫内の温度を下げる
冷蔵庫の設定温度を「強」→「中」にした場合、年間で約1,400円節約されます。
中に入っている食材にもよりますが、中で痛むということはほぼほぼありません。
(参考:環境省の節電調査)
冷蔵庫と壁の間を適度に空ける
冷蔵庫と壁がピタリとくっついてしまいスペースがない状態だと、冷蔵庫の放熱がうまくいきません。
放熱されない状態だと冷蔵庫が温まってしまい、効率が悪くなります。
周りの壁を触っても熱を感じないくらいスペースを空けるのが、コツです。
ものを詰め込まない
冷蔵庫はエアコンと同じで冷蔵庫内に冷気を循環させて、食品を冷やします。
ものが詰め込まれている状態だと、冷気の通り道がなくなってします。
その分、冷やそうと冷蔵庫が頑張って稼働することで、余計に電力を消費してしまいます。
特に冷気の排出口付近にはものを置かないようにしましょう。
まとめ
冬場は電気代がかかってしまい大変ですが、
- 電力会社の変更
- エアコン、冷蔵庫の使い方と設置を見直す
だけで、年間10%近く、電気代を節約することができます。
どの方法も今すぐ実践できるカンタンな方法なので、是非試してみてくださいね。
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