沖縄電力から新電力会社に乗り換えれば電気代を節約することが可能です!
沖縄電力エリアで選べる新電力は、それぞれ特徴のある電気料金プランを提供しているので、どの電力会社を選べばおきでんよりも電気代を安くすることができるのか、それぞれの料金プランを比較して選ばなければなりません。
しかも、実際に比較しなければならないのは「料金」だけはありません。
もし、電力会社をきちんと比較せず、直感や雰囲気、電気料金の安さだけで選んでしまうと、
「電気代が安くなるどころか沖縄電力と契約していたときより高くなった!」
「せっかく料金が安い電気会社を選んだのに引っ越したら違約金取られたー!」
というような失敗をしてしまうことになります。
そこで、この記事では、
- 「沖縄電力から新電力に乗り換えると本当に電気代は安くなるの?」
- 「おきでんエリアの新電力会社の中でどの電気会社がおすすめかわからない…」
- 「自分で電気会社を比較する時間がない!とりあえず、いま1番人気のある電力会社が知りたい!」
- 「電力会社の失敗しない選び方を教えて欲しい!」
といった疑問に答えるべく、2016年から自由化電力を数社乗り換えてきた私が、「沖縄電力エリアのおすすめ電気会社」を料金だけでなく、実際の利用者の口コミや体験談、サービス面なども含めて総合的に比較した結果をランキング形式でご紹介します!
もくじ
沖縄電力と比較して新電力会社の方が電気代が安い理由とは?
沖縄電力などの地域電力から自由化電力(新電力)に乗り換える1番のメリットは、「今までと全く同じ電気の使い方で電気料金が安くなる」ことです。
毎月の電気代の請求額を見て、
と気を引き締めている方も多いことでしょう。
ただ、暑い日や寒い日にエアコンをつけなかったり、こまめに照明を消すのに躍起になったりというような無理やりな節電は、身体的にも精神的にも良くないんですよね・・・
しかし、「沖縄電力よりも料金プランが安い新電力会社に変更する」たったこれだけで、年間3万円以上も電気代を節約することが十分に可能です!
電力自由化は2016年から始まっていて、顧客の取り合いで非常に安い料金プランを提供する電力会社が増えています。
今までと全く同じ使い方で毎月の電気料金が安くなるので、今より電気代を安くできないか考えたまさに今こそ電力会社を乗り換えるチャンスなのです!
沖縄電力エリアで人気!おすすめ電力会社の料金比較ランキング
現在、沖縄電力エリアで利用できる電力会社は以下の10社となっています。(2020年8月5日時点、一般家庭向けプラン)
電力会社名 | 料金プラン名 | 備考 |
---|---|---|
沖縄電力 | 従量電灯 | – |
従量電灯plus | 「おきでんmore-E」でよりポイントが貯まる (2020年9月1日より実施) |
|
グッドバリュープラン | 従量電灯よりも料金単価が割安 離島地域は対象外 |
|
Eeホームホリデー | オール電化向けプラン 平日に電気使用量が少ない方向け |
|
Eeホームフラット | オール電化向けプラン 平日の日中に電気使用量が多い方向け |
|
時間帯別電灯 | オール電化向けプラン 午後11時〜翌午前7時の電気使用量が多い方向け |
|
ちゅらクック割引 | 200Vの電気料理器を利用している方向け | |
Looopでんき | おうちプラン | 基本料金0円のシンプルなプラン 契約件数20万世帯以上 |
楽天でんき (楽天エナジー) |
プランS | 基本料金0円のシンプルなプラン 申し込みでもれなく2,000ポイントプレゼント |
HISでんき (HTBエナジー) |
ウルトラ 沖縄 | 一人暮らしや電気使用量の少ない方におすすめ |
プライム 沖縄 | 電気使用量の多い方におすすめ | |
auでんき | でんきMプラン | 利用分に応じてPontaポイント還元 |
ソフトバンクでんき | おうちでんき | – |
くらしでんき | 利用料金に応じてTポイント付与 | |
シン・エナジー | きほんプラン | – |
【夜】生活フィットプラン | 午後10時〜翌午前8時の電気使用量が多い方向け | |
【昼】生活フィットプラン | 平日の日中に電気使用量が多い方向け | |
ゼロからでんき | ゼロからでんきプラン | 東京電力グループ |
おきなわコープエナジー | 従量電灯プラン | コープでんき |
ファミリープラン | 午後11時〜翌午前9時の電気使用量が多い方向け | |
沖縄ガスのでんき | 従量電灯 | Powered by 沖縄ガスニューパワー |
沖縄電力エリアの料金プラン比較一覧
まずは、各電力会社の料金プランの基本料金と従量料金を比較していきましょう。
料金プラン比較:基本料金、従量料金
電力会社名 | 料金プラン名 | 基本料金 | 従量料金 | ||
---|---|---|---|---|---|
最初の10kWhまで | 〜120kWh | 120〜300kWh | 300kWh〜 | ||
沖縄電力 | 従量電灯 | 402.40 | 22.95 | 28.49 | 30.47 |
従量電灯plus | 402.40 | 22.95 | 28.49 | 30.47 | |
グッドバリュープラン | 402.40 | 22.95 | 28.01 | 29.34 | |
Looopでんき | おうちプラン | 0.00 | 27.00 | 27.00 | 27.00 |
楽天でんき (楽天エナジー) |
プランS | 0.00 | 27.00 | 27.00 | 27.00 |
HISでんき (HTBエナジー) |
ウルトラ 沖縄 | 390.33 | 22.26 | 27.64 | 29.56 |
プライム 沖縄 | 201.20 | 26.50 | 26.50 | 26.50 | |
auでんき | でんきMプラン | 402.39 | 22.94 | 28.49 | 30.47 |
ソフトバンクでんき | おうちでんき | 402.40 | 22.72 | 28.20 | 30.16 |
くらしでんき | 402.40 | 22.72 | 27.63 | 28.94 | |
シン・エナジー | きほんプラン | 361.57 | 22.92 | 27.50 | 28.52 |
ゼロからでんき | ゼロからでんきプラン | 0.00 | 27.00 | 27.00 | 27.00 |
おきなわコープエナジー | 従量電灯プラン | 2,923.15 ※最初の120kWhまで |
0.00 | 28.01 | 29.33 |
沖縄ガスのでんき | 従量電灯 | 395.19 | 22.93 | 28.03 | 26.87 |
※単位:円
年間電気料金シミュレーション比較(世帯人数別)
では、沖縄電力を1年間使った場合の電気代と比べて新電力に乗り換えたらいくらお得になるのかを世帯人数別でシミュレーションした結果をご紹介します。
※シミュレーション条件:総務省の家計調査より引用
【世帯人数別】年間電気料金シミュレーション
電力会社名 | 料金プラン名 | 年間電気料金 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | 5人世帯 | 6人世帯 | ||
239.7kWh/月 | 367.3kWh/月 | 431.8kWh/月 | 444.3kWh/月 | 525.3kWh/月 | 637.2kWh/月 | ||
沖縄電力 | 従量電灯 | 76,046 | 121,269 | 144,853 | 149,423 | 179,040 | 219,955 |
従量電灯plus | 76,046 | 121,269 | 144,853 | 149,423 | 179,040 | 219,955 | |
グッドバリュープラン | 75,356 | 119,319 | 142,029 | 146,430 | 174,948 | 214,346 | |
Looopでんき | おうちプラン | 77,663 | 119,005 | 139,903 | 143,953 | 170,197 | 206,453 |
楽天でんき (楽天エナジー) |
プランS | 77,663 | 119,005 | 139,903 | 143,953 | 170,197 | 206,453 |
HISでんき (HTBエナジー) |
ウルトラ 沖縄 | 73,769 | 117,642 | 140,522 | 144,956 | 173,688 | 213,381 |
プライム 沖縄 | 75,459 | 116,036 | 136,547 | 140,522 | 166,280 | 201,864 | |
auでんき | でんきMプラン | 76,033 | 121,255 | 144,839 | 149,410 | 179,027 | 219,942 |
ソフトバンクでんき | おうちでんき | 75,326 | 120,088 | 143,432 | 147,956 | 177,272 | 217,771 |
くらしでんき | 74,507 | 117,872 | 140,272 | 144,613 | 172,742 | 211,603 | |
シン・エナジー | きほんプラン | 74,094 | 117,026 | 139,100 | 143,378 | 171,100 | 209,397 |
ゼロからでんき | ゼロからでんきプラン | 77,663 | 119,005 | 139,903 | 143,953 | 170,197 | 206,453 |
おきなわコープエナジー | 従量電灯プラン | 75,311 | 119,266 | 141,968 | 146,367 | 174,876 | 214,260 |
沖縄ガスのでんき | 従量電灯 | 75,272 | 117,255 | 138,052 | 142,083 | 168,200 | 204,281 |
※単位:円
この比較表を見ると、多くの新電力が沖縄電力よりも年間電気料金が安くなっていることがわかるかと思います。
でも、実際どれくらい安くなるのかは合計金額だけではわかりづらいですよね?
では次に、上記の表を元に、沖縄電力(従量電灯)と比べてどれくらい電気料金が節約できるかをシミュレーションした結果をご覧ください。
【世帯人数別】年間電気料金節約額シミュレーション(ポイント還元含まない)
いくつかの電力会社が電気料金に応じてポイントの還元を行っていますが、まずは、ポイント還元を含めずに電気料金自体の安さを比較していきます。
以下の表では、沖縄電力と比較して電気料金が高くなってしまう場合を▲(沖縄電力より高い)、沖縄電力と比較して電気料金が安くなる(お得になる)場合を▼(沖縄電力より安い)で表しています。
電力会社名 | 料金プラン名 | 年間電気料金 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | 5人世帯 | 6人世帯 | ||
239.7kWh/月 | 367.3kWh/月 | 431.8kWh/月 | 444.3kWh/月 | 525.3kWh/月 | 637.2kWh/月 | ||
沖縄電力 | 従量電灯 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 |
従量電灯plus | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | |
グッドバリュープラン | ▼689 | ▼1,949 | ▼2,824 | ▼2,994 | ▼4,092 | ▼5,609 | |
Looopでんき | おうちプラン | ▲1,617 | ▼2,264 | ▼4,949 | ▼5,470 | ▼8,843 | ▼13,502 |
楽天でんき (楽天エナジー) |
プランS | ▲1,617 | ▼2,264 | ▼4,949 | ▼5,470 | ▼8,843 | ▼13,502 |
HISでんき (HTBエナジー) |
ウルトラ 沖縄 | ▼2,277 | ▼3,627 | ▼4,331 | ▼4,467 | ▼5,352 | ▼6,574 |
プライム 沖縄 | ▼587 | ▼5,233 | ▼8,306 | ▼8,901 | ▼12,760 | ▼18,091 | |
auでんき | でんきMプラン | ▼13 | ▼13 | ▼13 | ▼13 | ▼13 | ▼13 |
ソフトバンクでんき | おうちでんき | ▼720 | ▼1,180 | ▼1,420 | ▼1,467 | ▼1,768 | ▼2,184 |
くらしでんき | ▼1,539 | ▼3,397 | ▼4,581 | ▼4,811 | ▼6,298 | ▼8,352 | |
シン・エナジー | きほんプラン | ▼1,952 | ▼4,243 | ▼5,752 | ▼6,045 | ▼7,940 | ▼10,558 |
ゼロからでんき | ゼロからでんきプラン | ▲1,617 | ▼2,264 | ▼4,949 | ▼5,470 | ▼8,843 | ▼13,502 |
おきなわコープエナジー | 従量電灯プラン | ▼734 | ▼2,002 | ▼2,885 | ▼3,056 | ▼4,164 | ▼5,695 |
沖縄ガスのでんき | 従量電灯 | ▼774 | ▼4,014 | ▼6,800 | ▼7,340 | ▼10,839 | ▼15,674 |
※単位:円
この表を見ると、一人暮らしなどの電力使用量の少ない世帯では、「HISでんき(ウルトラ 沖縄)」や「シン・エナジー」などの新電力を選ぶと電気料金の節約額が大きいことがわかります。
また、二人暮らし以上の電力使用量の多い世帯では、「HISでんき(プライム 沖縄)」や基本料金0円の「Looopでんき」「楽天でんき」「ゼロからでんき」、地元の「沖縄ガスのでんき」などの新電力を選ぶと沖縄電力よりも電気代を大きく削減できることがわかります。
【世帯人数別】年間電気料金節約額シミュレーション(ポイント還元含む)
では、ポイント還元でお得になる分も含めて、総合的な電気料金を比較した場合、どの電力会社の料金プランがお得になるのかをチェックしましょう。
以下の表でも引き続き、沖縄電力と比較して電気料金が高くなってしまう場合を▲(沖縄電力より高い)、沖縄電力と比較して電気料金が安くなる(お得になる)場合を▼(沖縄電力より安い)で表してご紹介します。
電力会社名 | 料金プラン名 | 年間電気料金 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | 5人世帯 | 6人世帯 | ||
239.7kWh/月 | 367.3kWh/月 | 431.8kWh/月 | 444.3kWh/月 | 525.3kWh/月 | 637.2kWh/月 | ||
沖縄電力 | 従量電灯 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 |
従量電灯plus | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | ▲0 | |
グッドバリュープラン | ▼689 | ▼1,949 | ▼2,824 | ▼2,994 | ▼4,092 | ▼5,609 | |
Looopでんき | おうちプラン | ▲1,617 | ▼2,264 | ▼4,949 | ▼5,470 | ▼8,843 | ▼13,502 |
楽天でんき (楽天エナジー) |
プランS | ▲452 | ▼4,049 | ▼7,048 | ▼7,629 | ▼11,396 | ▼16,599 |
初年度 | ▼1,548 | ▼6,049 | ▼9,048 | ▼9,629 | ▼13,396 | ▼18,599 | |
HISでんき (HTBエナジー) |
ウルトラ 沖縄 | ▼2,277 | ▼3,627 | ▼4,331 | ▼4,467 | ▼5,352 | ▼6,574 |
プライム 沖縄 | ▼587 | ▼5,233 | ▼8,306 | ▼8,901 | ▼12,760 | ▼18,091 | |
auでんき | でんきMプラン | ▼2,294 | ▼6,076 | ▼7,255 | ▼7,484 | ▼8,965 | ▼11,010 |
ソフトバンクでんき | おうちでんき | ▼720 | ▼1,180 | ▼1,420 | ▼1,467 | ▼1,768 | ▼2,184 |
くらしでんき | ▼1,899 | ▼3,937 | ▼5,241 | ▼5,531 | ▼7,138 | ▼9,372 | |
シン・エナジー | きほんプラン | ▼1,952 | ▼4,243 | ▼5,752 | ▼6,045 | ▼7,940 | ▼10,558 |
ゼロからでんき | ゼロからでんきプラン | ▲1,617 | ▼2,264 | ▼4,949 | ▼5,470 | ▼8,843 | ▼13,502 |
おきなわコープエナジー | 従量電灯プラン | ▼734 | ▼2,002 | ▼2,885 | ▼3,056 | ▼4,164 | ▼5,695 |
沖縄ガスのでんき | 従量電灯 | ▼774 | ▼4,014 | ▼6,800 | ▼7,340 | ▼10,839 | ▼15,674 |
※単位:円
この表を見ると、ポイント還元のある「楽天でんき」「auでんき」「ソフトバンクでんき(くらしでんき)」の3社が、ぐん!と、お得度を伸ばしてきたことがわかります。
特に、楽天でんきは新規申し込みでもれなく2,000ポイントがもらえることから初年度の電気料金節約額が非常に大きくなっていますね。
そして、ポイント還元こそないものの、HISでんきは「ウルトラ 沖縄」「プライム 沖縄」の2つプランでどの世帯においても電気料金が非常にお得になっています。
沖縄電力エリアのおすすめランキング
それでは、以上の結果を踏まえて、沖縄電力エリア内で利用することができる電力会社の中からおすすめの人気電力会社を厳選してご紹介します!
ランキングの判断基準は、
- 料金プランのお得さ(どれくらい電気代を節約できるか)
- 契約者数
- キャンペーンや特典
- サービス(電気の見える化、駆け付けサービス)
- 安全性(自社発電所の有無、発電方式)
といった様々な観点から比較し、沖縄電力を契約しているあなたが今までよりも確実に電気代がお得になり、そして満足度の高い電力会社をチョイスしています。
初心者へのおすすめ度 | |
---|---|
料金 | ・ウルトラ 沖縄 基本料金:390.33円(最初の10kWhまで) 従量料金:22.26円/kWh(~120kWh)、27.64円/kWh(121~300kWh)、29.56円/kWh(301kWh~) ・プライム 沖縄 |
セット割 | H.I.S旅行割引(1,000~3,000円) |
解約金・違約金 | 2,000円(1年未満での解約) |
サポート・対応 | ○(月額250円で駆け付けサービスあり) 「プライム 沖縄」はあんしんサポート365が無料 |
発電方法 | 太陽光、風力、水力、バイオマス(足りない分は九州電力から調達) |
見える化サービス | ○ |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替、コンビニ支払い(手数料200円) |
対応エリア | 全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力) ※離島を除く |
電気料金200円につき1ポイント、楽天カードでのお支払いで100円につき1ポイント貯まります。また、初回申し込みで、2,000ポイントもらえるので、初年度は約4,600ポイント獲得することが可能です。(年間電力使用量7,644kwhの場合)
初心者へのおすすめ度 | |
---|---|
料金 | 基本料金:0円 従量料金:27.00円/kWh ※沖縄電力エリア |
解約金・違約金 | なし |
発電方法 | 水力発電(全国4か所) 太陽光発電(全国7か所) 天然ガス(全国2か所) バイオマス(全国1か所) |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応エリア | 全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力) ※離島を除く |
管理人も現在、Looopでんきを利用しています!
初心者へのおすすめ度 | |
---|---|
料金 | ・おうちプラン 基本料金:0円 従量料金:27.00円/kWh ※沖縄電力エリア |
解約金・違約金 | なし |
サポート・対応 | ◎(無料駆け付けサービスあり) |
発電方法 | 太陽光発電(全国14か所) |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応エリア | 全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力) ※離島を除く |
選べる電気会社が関東や関西と比較して少ない理由
ここまで、沖縄電力エリアでお得になるおすすめの新電力をご紹介してきましたが、「思ったよりも選べる新電力の数が少なくない?」と感じた方もいらっしゃると思います。
まさにその通りで、関東(東京電力エリア)や関西(関西電力エリア)など他のエリアと比較すると、沖縄電力エリアで選べる新電力の数は圧倒的に少ないです。
沖縄県で電力自由化がなかなか進まない理由として、以下のような理由があります。
沖縄電力エリア内で電源を確保するのが困難
新電力が家庭に電気を届ける際には、自社の発電所を持っていない限りJEPX(日本卸電力取引所)という電気を取引市場などから電気を調達するひつようがあります。
しかし、沖縄電力エリアの場合、自家発電設備を持っている会社が少ないので電気の調達が困難となっているのが現状です。
特に、石垣島、宮古島などの離島は周りを海で囲まれていることにより他の電力系統とつながれないため、離島ごとそれぞれで独立した電力系統を構成するしかありません。
電力自由化自体は日本国内であればたとえ離島でも適用されるのですが、完全に電力系統が独立しているので、現状、新電力が参入するのは厳しいものとなっています。
今沖縄電力エリアに参入している新電力の多くは、沖縄電力を介して多くの電気を調達しています。
本州と送電線網が接続していないため高額なコストが必要となる
沖縄電力エリア以外にも、北海道電力エリアや九州電力エリア、四国電力エリアは本州とは海を隔てているという点では同じです。
しかし、沖縄電力エリア以外のエリアは、それぞれ本州との間に送電線網が整備されています。送電線網を介して本州と各エリアの電力を融通し合うことができるため、多くの新電力が参入可能となっています。
沖縄県は1番近い鹿児島県とも距離が600km以上離れているので、そもそも送電線網を接続するのが難しい…。
新しく送電線網を建設するにしても、建設コストや管理コストが高額となってしまうため、現状、参入するメリットも少なく、沖縄電力エリアで新電力が増えない要因となっています。
新電力会社の選び方:5つのポイント
電力会社を選ぶうえで一番重要なのは料金プランです。
そりゃあ、誰だって安い料金で電気を使いたいですからね。
しかし、料金プラン以外をあまり比較しないまま申し込んでしまうと、
- 「めっちゃ不便!」
- 「逆に料金が高くなった!」
なんてことも十分ありえます。
大手の電力会社比較サイトなどでは、料金面でしかあなたに合った電力会社を紹介してくれません。
また、電力会社からサイトへの広告費用も発生しているので「本当にあなたにとってぴったりの電力会社を紹介してくれているのか」というと必ずしもそうとは言えず、正直ちょっと怪しいです。(個人の意見ですが)
安い料金ももちろん大切ですが、電力会社選びには他にも重要なポイントがあるのです。
しかし、その他にも大切なポイントがあるのです。
ポイント1:契約件数の多い会社を選ぶ
電力会社はできるだけ契約件数の多いところを選ぶようにしましょう。
なぜ契約件数が少ない電力会社はよくないのかというと、
- 料金の値上げ
- 倒産・事業撤退
の2つの可能性があるからです。
電力会社との契約時の規約をよく読むとどこの会社も
「料金が変わる可能性がある」
という文章が必ず記載されています。
人気の電力会社の場合、勝手に料金プランを変更してしまうと、不満や悪い評判などが募りやすいので避けますし、そもそも契約件数が多いため、値上げをしなくても経営を維持することができます。
しかし、契約件数の少ない人気のない電力会社の場合、経営不振から料金の値上げが行われている可能性があります。
このような企業の場合、たいてい後述する違約金が発生する場合も多いため、契約当初は安くても途中で値上げもするし、違約金がかかるからなかなか別の電気会社に乗り換えづらい…ということに。
また、経営力のない電力会社は倒産や事業撤退の可能性も高く、既に数社倒産・事業撤退を行っています。
福島電力、大東エナジー、日本ロジテック、オリックス電力など
親会社が有名な企業もありますが、有名=安全ではありません。
あくまで契約件数が多く経営が安定している電力会社を選ぶべきです。
大まかな目安として、契約件数1万件を超えていれば安定性のある電力会社といえるでしょう。
ポイント2:解約時の違約金がない電気会社を選ぶ
先ほど軽く説明した通り、電力会社の中には解約時に違約金が発生する会社や料金プランがあります。
主に抱き合わせのセット割、年数縛りなどです。
続々と新しい電力会社やより魅力的な新しい料金プランが発表されているため、現時点で最安値の電力会社が半年後や1年後には最安値になっていない可能性があります。
そのため、電気代を節約するためには、あなたにとって最もオトクな電力会社にその都度乗り換えていくべきです。
しかし、違約金がかかると電力会社を選ぶ自由度が落ちてしまいます。よほどのメリットがない限り、違約金のない電力会社を選ぶようにしましょう。
ポイント3:電気のトラブル解決が無料に!駆け付けサービスで選ぶ
普段生活をしている中で、滅多にないものの、
「急に電気が使えなくなった!」
「コンセントから煙が出た!」
などのトラブルに突然見舞われる可能性は十分あります。
沖縄電力の場合、電気のトラブルにかかる駆け付け費用は出張費だけでも8,000円以上かかってしまいます。
そんないざという時のために、駆け付けサービスが無料の電力会社を選ぶようにしましょう。
目の前の安さに目を引かれて、電気トラブルが起きた時に1万円以上の費用を支払ってしまっていては、元も子もありません。
ポイント4:自社発電所を持っているかを比較して選ぶ
新電力会社は大きく分けて
- 自社発電所を保有している電力会社
- 自社発電所を持っていない電力会社
の2つの分けることができます。
自社発電所を持っていない電力会社は、沖縄電力から買い付けるかJEPX(日本卸電力取引所)という電気を取引市場で購入しています。
なぜ自社発電所を持っている電力会社を選ぶべきなのかというと、リスクの分散です。
新電力会社は何かトラブルが起きた時には沖縄電力に助けてもらうバックアップ制度があります。
例えば、自社発電所で発電できなくなった場合も沖縄電力が助けてくれて、停電の可能性がないという制度です。
しかし、沖縄電力の発電所にトラブルが起きた時にはフォローしてくれる電力会社はありません。
2011年に東日本大震災がありましたが、その時関東地方は大規模な停電に見舞われました。
その時に逓伝せずに助かったのは、自社発電所を保有している企業や建物です。
そのため、いざという時のことを考えると、自社発電所を保有している電力会社のほうが安全に電気を使うことができます。
ポイント5:オール電化に対応したプランで選ぶ
電力自由化で数多くの新電力会社が誕生しましたが、残念ながらオール電化向けのプランはほとんどありません。
オール電化住宅の場合、夜間に昼間に利用する熱量を蓄える仕組みになっているため、夜間料金が据え置きなオール電化向けの料金プランを利用しないと、むしろ逆に毎月の光熱費は高くなってしまいます。
オール電化住宅に住んでいる方は、沖縄電力のオール電化向け料金プラン「Eeホームホリデー」「Eeホームフラット」「時間帯別電灯」がおすすめです。
お得に電気を使うためにもこだわりたい3つのポイント
ここからは私たちが使う電気に直接的に関係ありませんが、こだわりたい3つのポイントをご紹介します。
再生可能エネルギーで選ぶ
先ほど自社発電所を保有している電力会社を選ぶべきと書きましたが、その中でも太陽光発電などの再生可能エネルギーをメインに使っている電力会社があります。
太陽光発電、水力発電、風力発電、地熱発電、バイオマス
沖縄電力など従来の電力会社は火力発電、原子力発電をメインにしていますが、やはり危険性も高く、環境にも悪い発電方式です。
地球全体の環境を考えているエコ意識の高い方なら再生可能エネルギーを利用している電力会社を選ぶようにしましょう。
電気のセット割と比較して選ぶ
セット割は電気と合わせて別の商品やサービスを購入するとより電気代が安くなるプランです。
新電力会社のほとんどは今まで電力事業を行っていないところが多いです。
(例)ガス会社、旅行会社、インターネットプロバイダ、ガソリンスタンドなど
そのため、親会社の商品・サービスと一緒に申し込むと電気代が安くなるんですね。
ただし、セット割の場合、年数縛りや解約時に違約金がかかる場合が多いです。
そのため、今現在利用しているサービスやよほどの理由がない限りは当サイトでは、あまりセット割はおすすめしていません。
キャンペーンやキャッシュバックなどの割引特典で選ぶ
新電力会社の中には、通年または期間限定でキャンペーンやキャッシュバックなどの割引特典を用意している場合があります。
そのため、キャンペーンやキャッシュバックなどの割引特典を利用できれば、料金プラン自体は同じでもキャンペーンやキャッシュバック分お得になるのでその分電気代を節約することが可能になります。
ただし、キャンペーンの適用やキャッシュバックの受け取りには条件があり、使用期間の縛りや解約時の違約金など様々な制約を受ける場合がほとんどです。
そのため、まずは、自分にあった料金プランを選ぶことを1番に優先して、その後、キャンペーンやキャッシュバックの有無を確認して選ぶと良いでしょう。
沖縄電力から新電力に乗り換えるメリット・デメリットまとめ
沖縄電力から新電力会社に切り替えるメリット・デメリットを紹介します。
- 電気代が安くなる(光熱費を節約できる)
- 今までになかったサービスを受けることができる
- 自社発電所がある電力会社を選ぶことができる
- 駆け付けサービスが無料になる
- 再生可能エネルギーの発電を利用できる
- 支払い方法がクレジットカードが多い
(それ以外の場合も口座振替があるかどうか) - 選択肢が多すぎてどの電気会社がいいのか分からない
- 契約時よりも電気代が上がる可能性も
まとめ:おきでんから新電力に乗り換えて電気代をお得に節約しよう!
電力自由化で新電力の電気会社に乗り換える一番のメリットは、今までと同じ電気の使い方で節電せずに無条件で毎月の生活費を安くできることです。
沖縄電力エリアも選べる電気会社の数が多いので、あなたに合った電力会社を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、住居や生活スタイルにマッチした業者と契約すれば、年間数万円も電気代をお得にすることは十分に可能です。
電力会社の乗り換えは早ければ早いほどお得になります。
賢く電気代を節約をするために、正しい電力会社を選びましょう!
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料金シミュレーションでおよそ最適な電力会社を決めることはできますが、実際には、ガスと一緒に契約した方がお得に利用できるなど、電気料金だけでなく、ガス料金も併せて検討した方が良い場合もあります。
その上、電気の使用状況、ガスの使用状況なども考慮しなければならないため、自分のライフプランに最適な電力会社・ガス会社を選ぶのは本当に大変です。
実際、まだどの電力会社・ガス会社と契約するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
そんなあなたは、ぜひ、当サイトから「おまかせ電気・ガスコンシェルジュ」をご利用ください!
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