「AKUBIでんき(あくび電気)」は光回線などを販売しているあくびコミュニケーションズ株式会社が運営している新電力会社です
光回線あくびネットに関しては過去に行政指導が入ったほどかなり悪質な勧誘で業界では有名でした。(以下総務省のHP)
総務省|光アクセス回線サービスに係る勧誘方法等についてのあくびコミュニケーションズ株式会社に対する指導
これで懲りたかと思いきや今度は電力事業でも同様の手口で電話勧誘や訪問営業がかなりしつこいようです。
あくび電気。
申し込んだ記憶も何もないのに契約したと言い張る。
「じゃあクーリングオフします」
というけど、そもそも契約してないっちゅうに。
こんな信用ならん会社に口座番号預けられるか!
あくびどころか呆れすぎて失笑しかもれん。— たっかん (@BeerRM1123) September 11, 2018
あくび電気とかいうとこの下請けが、東京電力をご利用の〇〇さまですか?新料金プランがございます〜って東京電力のふり?して切り替え誘導してくるから皆さん気をつけてください…
— びすけ (@bisuke021218) January 26, 2019
あくび電気とかいうところに訪問されたんだけど、紙には『電気代が最大5%おトクに』って書いてあって営業マンからは『最大』のさの字も出てこなかったので怪しいと思ったら僕の使用状況では今と全く変わらないことがわかった
— つい (@ITF_tsui) November 5, 2018
このように口コミや評判も最悪なものが多く、改めて料金プランや契約内容を見てみましたが、かなりひどい内容でした。
正直デメリットしかないかと・・・
今度はAKUBIでんきも業務停止処分になりました。(2019年4月27日更新)
【行政処分】「AKUBIでんき」と称する電気小売供給役務を提供する電話勧誘販売業者のあくびコミュニケーションズ(株)に対し、特商法に基づく業務停止命令6か月及び指示。代表取締役等3名に業務禁止命令6か月。勧誘目的等を明示せず電話をし、役務の対価につき不実告知。https://t.co/SdoEBFNlWS
— 消費者庁 (@caa_shohishacho) April 26, 2019
情報更新
2019年12月25日:あくびコミュニケーションズ株式会社に対する業務改善勧告を行いました (METI/経済産業省)
2020年2月28日:総務省|あくびコミュニケーションズ株式会社に対する業務改善命令
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2020年2月28日:破産手続開始のお知らせ | あくびコミュニケーションズ
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もくじ
あくび電気の口コミや評判が最悪な理由
理由1:営業がしつこい
冒頭で抜粋したTwitterの口コミの通り、電話や訪問での営業がしつこいようです。
Twitterで「あくび電気」と検索すれば、かなりの悪いツイートが見受けられます。
行政指導が入ったにも関わらず、光回線時代と変わらない営業スタイルは健在なようです。
東京電力からだと思って
電話に出ると、
今月の電気の検針票を手元に用意してくれと。本当に東京電力だったら、
無くてもわかるよねと
ごねると、
実はあくび電気ですと正体を明かす。今の電気代より、
5%は安くなると言うけど、
名前からして、怪しさ満点だよ。— kampeita (@kampeita1) March 26, 2018
また、このように東京電力と勘違いするような電話をかけてきたりもするそうです。
東電だけでなく、北海道電力、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力からの電話の場合も注意したほうが良いかもしれませんね。
(追記)こちらに書かれている通り、やはり各主要電力会社を装ってかけてくるようで、商品券を餌にすることもあるようです。
理由2:料金が大して安くない
細かいデータを書く必要性がないくらい料金は大して安くありません。
一応、こちらでシミューレーションした一例をあげておきます。
- 1人暮らし⇒年間約0円お得
- 2人暮らし⇒年間約1,236円お得
- 3人暮らし⇒年間約2,468円お得
- 4人暮らし⇒年間約2,649円お得
また、理由3で解説している事務手数料を加味すると大手電力会社(東京電力、関西電力など)よりも高くなってしまうケースは多いです。
理由3:事務手数料が多い
あくび電気は毎月の電気代の他に様々な事務手数料がかかります。
- 事務手数料3,000円(税抜き)+契約手数料800円(税抜き)⇒初月のみ
- Web明細使用量250円(税抜き)⇒毎月
- 請求書払い・コンビニ支払いの手数料400円(税別)⇒毎月
電力会社との契約に事務手数料がかかるケースは非常に珍しく、ほとんどの電力会社は契約時に費用は1円もかかりません。
また、Web明細使用量というのが謎で、多くの新電力会社はWebでの確認は無料です。
仮にあくび電気をコンビニ支払いにしてしまった場合、
3,000+800+250×12+400×12=11,600
初年度は電気代とは別に11,600円(税抜)も余計な費用がかかってしまいます。
これでは節約を考えて電力会社を乗り換えたのに本末転倒ですよね?
まだ間に合う!正しいクーリングオフの方法
「契約してしまったけど、解約したい!」
まずはクーリングオフ制度を利用して解約しましょう。
- 申し込みから8日以内
- 訪問販売、もしくは電話勧誘で契約した場合
上記2つに当てはまる場合は、電話もしくは郵送によってクーリングオフが可能です。
AKUBIサポートセンター:0120-941-916(10:00~20:00)
郵送の場合は契約時に同封されている「クーリングオフ申請書」に記入し、下記の住所まで送ります。
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-19-2 スプラインビル6F
AKUBIでんきサポートセンター宛
クーリングオフについては法律によって購入から8日以内は返品可能となっているので、この記事を見たらすぐにクーリングオフ作業を行いましょう。
ただし注意が必要なのは、
- ネットで申し込んだ場合
- 8日を過ぎてしまった場合
この場合、法律上クーリングオフは適用されません。
残念ですが、速やかに解約をすれば、被害額は少なくて済みます。
【手順解説】違約金を払ってでもすぐに解約すべき!
あくび電気は電力会社としては異例の24ヶ月更新になっています。
更新月以外での解約の場合、違約金6,000円、もしくは12,000円がかかります。
(違約金がある電力会社でも1年契約2,000円が相場です…)
なぜ6,000円、もしくは12,000円なのかというと、「重要事項説明書」には6,000円と書いてあるにも関わらず、「電力小売供給約款」には12,000円と書かれているからです。
(この2つの書類に関してはホームページの下からダウンロードすることができるので、気になる方はどうぞ)
手順1:新しい電力会社を決める
あくび電気を解約する前にまずは次に契約する電力会社を決めましょう。
そうしないとタイミングによっては、一時的に電気が止まってしまうこともあります。
あくび電気とかいうの本当にありえない。事務手数料と解約料で飯食っんじゃねーの?夜中の0時になんの連絡なしに電気とめらて対応窓口もなくなんで止まったかわからない中、理由が事務手数料振り込み後連絡をくれたらスームズに作業出来るのスームズを省いたからみたい。どっちにしろ解約解約。
— ひこまるぴっぴ (@oseisaaan) January 8, 2019
電力会社の選び方は実は初心者には難しく、生活スタイルや普段使う電気の量によって選ぶべき電力会社は変わります。
当サイトの「電力会社一括シミュレーション機能」は全国の電力会社を一括比較することができます。
ご自身のお住まいの地域、電力使用量、契約アンペア数を入力するだけで全国の電力会社を一括比較し、安い順番からランキング形式で比較・検討することができます。
また、それだけでなく、電力会社乗り換え初心者の方でも分かりやすく、電力会社の選び方のポイントをまとめてあるので、是非とも活用してみてくださいね!
手順2:あくび電気を解約
解約に関しては電話で行いましょう。
AKUBIサポートセンター:0120-941-916(10:00~20:00)
恐らく解約理由を聞かれたり、説得されることもあるかと思いますが、「来月から新しい電力会社と契約済です」と言えば、相手は言い返せません。
手順3:最後の電気代と違約金を支払う
最後に電気代と違約金の請求が来るので、支払いましょう。
(12万円、もしくは6万円を支払う「いちねん割」の場合、残金は全額返金されます。)
6,000円、もしくは12,000円の違約金は高いですが、あなたに合った電力会社に切り替えるだけであくび電気の違約金分の元を取ることは十分に可能です。
- 自然電力のでんき(SEデビュープラン):-12,082円/年
- エルピオでんき:-10,632円/年
- ピタでん(使った分だけプラン):-13,234円/年
- あしたでんき(標準プラン):-11,427円/年
これはあくまで一例ですが、1年であくび電気のマイナス分をペイできるケースも非常に多いです。
違約金を支払うのがもったいなくて2年待つよりも、出来るだけ早く解約して次の電力会社を契約したほうが経済的です。
まとめ:なるべき早く離れるべき
噂では聞いていましたが、あくび電気がここまでひどい内容の電力会社だとは思っていませんでした…
ただし、すぐにクーリングオフをすれば、1円も払わなくて済みますし、次の電力会社を見つけてあくび電気を解約すれば、高い料金を払い続ける心配もありません。
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料金シミュレーションでおよそ最適な電力会社を決めることはできますが、実際には、ガスと一緒に契約した方がお得に利用できるなど、電気料金だけでなく、ガス料金も併せて検討した方が良い場合もあります。
その上、電気の使用状況、ガスの使用状況なども考慮しなければならないため、自分のライフプランに最適な電力会社・ガス会社を選ぶのは本当に大変です。
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