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電力自由化
電話や訪問営業がしつこい!あくび電気の解約・クーリングオフ方法

電話や訪問営業がしつこい!あくび電気の解約・クーリングオフ方法

「AKUBIでんき(あくび電気)」は光回線などを販売しているあくびコミュニケーションズ株式会社が運営している新電力会社です

光回線あくびネットに関しては過去に行政指導が入ったほどかなり悪質な勧誘で業界では有名でした。(以下総務省のHP)

総務省|光アクセス回線サービスに係る勧誘方法等についてのあくびコミュニケーションズ株式会社に対する指導

これで懲りたかと思いきや今度は電力事業でも同様の手口で電話勧誘や訪問営業がかなりしつこいようです。

このように口コミや評判も最悪なものが多く、改めて料金プランや契約内容を見てみましたが、かなりひどい内容でした。

正直デメリットしかないかと・・・


今度はAKUBIでんきも業務停止処分になりました。(2019年4月27日更新)

あくび電気の口コミや評判が最悪な理由

理由1:営業がしつこい

冒頭で抜粋したTwitterの口コミの通り、電話や訪問での営業がしつこいようです。

Twitterで「あくび電気」と検索すれば、かなりの悪いツイートが見受けられます。

行政指導が入ったにも関わらず、光回線時代と変わらない営業スタイルは健在なようです。

また、このように東京電力と勘違いするような電話をかけてきたりもするそうです。

東電だけでなく、北海道電力、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力からの電話の場合も注意したほうが良いかもしれませんね。

(追記)こちらに書かれている通り、やはり各主要電力会社を装ってかけてくるようで、商品券を餌にすることもあるようです。

理由2:料金が大して安くない

細かいデータを書く必要性がないくらい料金は大して安くありません。

一応、こちらでシミューレーションした一例をあげておきます。

東京電力エリアの場合
  • 1人暮らし⇒年間約0円お得
  • 2人暮らし⇒年間約1,236円お得
  • 3人暮らし⇒年間約2,468円お得
  • 4人暮らし⇒年間約2,649円お得

また、理由3で解説している事務手数料を加味すると大手電力会社(東京電力、関西電力など)よりも高くなってしまうケースは多いです。

理由3:事務手数料が多い

あくび電気は毎月の電気代の他に様々な事務手数料がかかります。

  • 事務手数料3,000円(税抜き)+契約手数料800円(税抜き)⇒初月のみ
  • Web明細使用量250円(税抜き)⇒毎月
  • 請求書払い・コンビニ支払いの手数料400円(税別)⇒毎月

電力会社との契約に事務手数料がかかるケースは非常に珍しく、ほとんどの電力会社は契約時に費用は1円もかかりません。

また、Web明細使用量というのが謎で、多くの新電力会社はWebでの確認は無料です。

仮にあくび電気をコンビニ支払いにしてしまった場合、

3,000+800+250×12+400×12=11,600

初年度は電気代とは別に11,600円(税抜)も余計な費用がかかってしまいます。

これでは節約を考えて電力会社を乗り換えたのに本末転倒ですよね?

まだ間に合う!正しいクーリングオフの方法

「契約してしまったけど、解約したい!」

まずはクーリングオフ制度を利用して解約しましょう。

 

クーリングオフの条件
  • 申し込みから8日以内
  • 訪問販売、もしくは電話勧誘で契約した場合

上記2つに当てはまる場合は、電話もしくは郵送によってクーリングオフが可能です。

電話番号

AKUBIサポートセンター:0120-941-916(10:00~20:00)

郵送の場合は契約時に同封されている「クーリングオフ申請書」に記入し、下記の住所まで送ります。

郵送お送り先

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-19-2 スプラインビル6F
AKUBIでんきサポートセンター宛

クーリングオフについては法律によって購入から8日以内は返品可能となっているので、この記事を見たらすぐにクーリングオフ作業を行いましょう。

ただし注意が必要なのは、

  • ネットで申し込んだ場合
  • 8日を過ぎてしまった場合

この場合、法律上クーリングオフは適用されません。

残念ですが、速やかに解約をすれば、被害額は少なくて済みます

【手順解説】違約金を払ってでもすぐに解約すべき!

あくび電気は電力会社としては異例の24ヶ月更新になっています。

更新月以外での解約の場合、違約金6,000円、もしくは12,000円がかかります。

(違約金がある電力会社でも1年契約2,000円が相場です…)

なぜ6,000円、もしくは12,000円なのかというと、「重要事項説明書」には6,000円と書いてあるにも関わらず、「電力小売供給約款」には12,000円と書かれているからです。

(この2つの書類に関してはホームページの下からダウンロードすることができるので、気になる方はどうぞ)

手順1:新しい電力会社を決める

あくび電気を解約する前にまずは次に契約する電力会社を決めましょう。

そうしないとタイミングによっては、一時的に電気が止まってしまうこともあります。

電力会社の選び方は実は初心者には難しく、生活スタイルや普段使う電気の量によって選ぶべき電力会社は変わります。

当サイトの「電力会社一括シミュレーション機能」は全国の電力会社を一括比較することができます。

ご自身のお住まいの地域、電力使用量、契約アンペア数を入力するだけで全国の電力会社を一括比較し、安い順番からランキング形式で比較・検討することができます。

また、それだけでなく、電力会社乗り換え初心者の方でも分かりやすく、電力会社の選び方のポイントをまとめてあるので、是非とも活用してみてくださいね!

手順2:あくび電気を解約

解約に関しては電話で行いましょう。

AKUBIサポートセンター:0120-941-916(10:00~20:00)

恐らく解約理由を聞かれたり、説得されることもあるかと思いますが、「来月から新しい電力会社と契約済です」と言えば、相手は言い返せません。

手順3:最後の電気代と違約金を支払う

最後に電気代と違約金の請求が来るので、支払いましょう。

(12万円、もしくは6万円を支払う「いちねん割」の場合、残金は全額返金されます。)

6,000円、もしくは12,000円の違約金は高いですが、あなたに合った電力会社に切り替えるだけであくび電気の違約金分の元を取ることは十分に可能です。

(例)東京電力エリア2人暮らしの場合
(例)関西電力エリア2人暮らしの場合

これはあくまで一例ですが、1年であくび電気のマイナス分をペイできるケースも非常に多いです。

違約金を支払うのがもったいなくて2年待つよりも、出来るだけ早く解約して次の電力会社を契約したほうが経済的です。

まとめ:なるべき早く離れるべき

噂では聞いていましたが、あくび電気がここまでひどい内容の電力会社だとは思っていませんでした…

ただし、すぐにクーリングオフをすれば、1円も払わなくて済みますし、次の電力会社を見つけてあくび電気を解約すれば、高い料金を払い続ける心配もありません。