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ニチガス電気の料金は微妙!?口コミや評判から判明したデメリット

ニチガス電気の料金は微妙!?口コミや評判から判明したデメリット

プロパンガスで有名なニチガスがついに電力事業にも参加しました。

出川哲朗さんのCMもたくさん放送されていて、最近注目の電力会社です。

CMなどでは、かなり魅力的な内容となっていますが、実際にどうなのでしょうか?

料金プランを調べてみると、実はかなり渋い内容となっていました。

この記事ではそんなニチガスでんきの

  • 料金プラン
  • 世帯人数別料金シミュレーション
  • ニチガスでんきの口コミや評判
  • メリット・デメリット

をできるだけ分かりやすく解説しています。

ニチガスでんきを気になっている方、電力会社の切り替えを検討している方は是非とも最後までチェックしてみてくださいね!

ニチガスでんきの料金プランを東京電力と徹底比較

まずは、ニチガスでんきの料金プランを見ていきましょう。

毎月かかる電気代は大まかに、

基本料金+従量料金×電力使用量

で計算することができます。

  • 基本料金:必ずかかる最低料金
  • 従量料金:1kWhあたりの単価
  • 電力使用量:その月に使用した電力量の合計

だがしかし!

ニチガスでんきの場合、東京電力の料金プランとかなり違うため、比較するのが複雑です。。。

実際にニチガスに電話し、その複雑な料金プランに関して詳しく聞いてきましたので、できるだけ分かりやすく解説していきます。

ニチガスでんきの基本料金は東京電力と同じ

まず、毎月必ずかかる基本料金ですが、ニチガス・東京電力共に同じ料金になっています。

基本料金
  ニチガス 東京電力
30A 858.00 858.00
40A 1,144.00 1,144.00
50A 1,430.00 1,430.00
60A 1,716.00 1,716.00

基本料金は契約アンペア数が高くなるにつれて高くなっていきます。

もしご自身のアンペア数を確認したい場合は、「東京電力のアンペア数確認方法」を参考にしてみてくださいね。

ニチガスでんきの電気量料金は一部定額制

東京電力などの一般的な電力会社の場合、単価×電気を使った量で電力量料金が決定されます。

しかし、ニチガスの場合、200kWhまでが定額でそれ以降は単価×電力使用量で電気量料金が決定されます。

ニチガスの電気量料金
~200kWh 4,685円(定額)
200~350kWh 23.93円/kWh
350~kWh 25.97円/kWh
東京電力の電気量料金
~120kWh 19.88円/kWh
120~300kWh 26.48円/kWh
300~kWh 30.57円/kWh

このように料金プランだけでは一見してどちらがお得なのか比較することができませんよね?

そこで、ニチガスと東京電力の世帯人数別で料金シミュレーションをしてみて比較してみました。

東京電力からニチガスでんきに乗り換えた時の料金シミュレーション

1人暮らし~6人暮らしまでの世帯人数別の料金シミュレーションを行ってみました。

世帯別の電力使用量は総務省の家計調査のデータを元にしています。

一人暮らしでニチガスでんきを利用した場合は損!?

もし、現在一人暮らしで東京電力を利用している場合、ニチガスでんきに乗り換えると、逆に高くなってしまう可能性が高いです。

1人世帯(30A、239.7kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 77,916 76,959
年間節約額 ⇒957円損  

ニチガスのでんきは電気使用量が増えれば増えるほど、お得になる料金プランなので、一人暮らしのような電力使用量が少ないご家庭の場合、むしろ高くなってしまいます。

ボーダーとなるのが、4月~6月などエアコンを利用せず電気使用量が少ない月が200kWh未満になっているような場合、ニチガスに乗り換えると損する可能性が高いです。

もし一人暮らしの場合、楽天でんきHTBエナジー(HISでんき)辺りだと、一人暮らしでも年間5,000円程度お得になります。

⇒一人暮らしにおすすめの電力会社

2人暮らし以上でニチガスでんきに乗り換えた場合は?

ニチガスでんきは電気を使えば使うほど、お得になる仕組み。

2人暮らしだと、自然と消費電力は増えるため、年間での節約額はトータルでお得になります。

2人世帯(30A、367.3kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 114,981円 120,808円
年間節約額 ⇒5,827円お得  
3人世帯(40A、431.8kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 138,514円 147,902円
年間節約額 ⇒9,387円お得  
4人世帯(50A、444.3kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 145,842円 155,919円
年間節約額 ⇒10,077円お得  
5人世帯(60A、525.3kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 174,516円 189,065円
年間節約額 ⇒14,549円お得  
6人世帯(60A、637.2kWh/月)
  ニチガス 東京電力
年間料金 209,389円 230,114円
年間節約額 ⇒20,725円お得  

このように二人世帯以上の場合、オトクになるという結果になりました。

ニチガスでんきは電気使用量200kWhまでが定額4,685円となっているので、200kWhを下回らないのなら、東京電力よりもお得になす仕組みになっています。

ニチガスでんきって本当にお得?関東地区の他社と比較してみた

疑問

東京電力からニチガスでんきに乗り換えれば、一人暮らしレベルの電力使用量(200kWh未満)以外は毎月の電気代は安くなります。

しかし、関東地区には、ニチガスよりも料金が安い電力会社がいくつかあります。

例えば、二人暮らし(30A、367.3kWh/月)の場合、ニチガスだと年間5,827円安くなりますが、自然電力のでんき(SEデビュープラン)に乗り換えれば、13,106円安くなります。

また、月間電力使用量600kWhを超えるような大家族や大量に電力を使用するご家庭でも、自然電力のでんき(SEデビュープラン)に乗り換えれば、年間41,906円、あしたでんき(標準プラン)なら31,308円安くなります。

東京電力エリアには、電力会社の数が多く、東京電力やニチガス以外にもたくさんの選択肢があります。

ブランド力や好みにもよりますが、「ニチガスよりも安い電力会社があるならソッチのほうがいいかも?」という場合は、再度電力会社選びをするのをおすすめします!

⇒東京電力エリアの電力会社ランキング

ニチガスでんき利用者の口コミや評判

ニチガスのでんきは最近始まったばかりのサービスなので、利用者数は少ないながら一部Twitterから口コミをピックアップしてみました。

ネット上での主な評判
  • 電気代が今までよりも安くなった!
  • むしろ、電気代が高くなった
  • 勧誘がしつこいという内容がちらほら

ニチガスの料金プランで解説したとおり、ニチガスのでんきは200kWhまでが定額制なので、電気使用量が少ないご家庭の場合、むしろ高くなってしまうことが多いです。

なので、ホームページでシミュレーションして高くなってしまったという人が多いのもうなずけます。

また、ニチガスはもともとプロパンガスを提供している会社なので、プロパンガスのついでに電気の契約も勧誘するパターンも少なくはないようです。

ニチガスでんきのメリット・デメリット

ニチガスでんきの料金プランやサービス、利用者の口コミや評判を調べていくうちに分かったメリット・デメリットをまとめてみました。

ニチガスでんきのメリット

OK

ガスとのセット割で毎月300円割引

ニチガスでは電気だけでなく、都市ガス・プロパンガスの提供も同時に行っています。

ニチガスで電気とガスを同時に契約していると「セット割」で毎月300円電気料金が割引されます。

年に換算すると、年間で3,600円引きなので、少し微妙ですが、現在ガスをニチガスを利用しているならセット割はお得ですね。

ちなみに我が家は賃貸マンションに住んでいるのですが、ニチガスの都市ガスを契約しています。

⇒ニチガスの都市ガス、評判と料金を徹底レビュー

ニチガスの都市ガスは、当時、初月2,000円割引も適用されましたし、料金プラン的には東京ガスよりずっと安くなります。

個人的には、電力会社は別の新電力会社、都市ガスはニチガスが現在の最強パターンだと思いますね。

支払い方法はクレジットカード、口座振替、ビットコインの3つ

新電力の場合、支払い方法がクレジットカードのみの会社が多いですが、ニチガスの場合、

  • クレジットカード
  • 口座振替
  • ビットコイン

の3つの決済方法があります。

利用可能な銀行

足利銀行・群馬銀行・京葉銀行・埼玉りそな銀行・常陽銀行・千葉銀行・千葉興業銀行・東和銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・武蔵野銀行・山梨信用金庫・山梨中央銀行・ゆうちょ銀行・横浜銀行・りそな銀行

クレジットカードは、VISA・MasterCard・JCB・AMERICAN EXPRESS・DinersClub・DISCOVERが利用できます。

特にその中でもビットコイン決済の場合、年間1,200円割引される「+プラン」を利用することができます。

⇒(公式)ビットコインでの支払いについてはこちら

ただ、ビットコインはバブルが弾けたときには右肩下がりで価値が下がったり、現在も価格や相場が動いているため、わざわざビットコインを購入してまでニチガスをビットコイン決済する必要はないかと思います。

(ビットコインをたくさん持っている人向けの割引と考えるべきかと・・・)

アプリ「マイニチガス」でスマホで請求額や使用量を見ることができる

ニチガスには珍しくアプリで電力使用量や請求額を閲覧することができるアプリ「マイニチガス」があります。

マイニチガス使い方10

我が家では都市ガスのみニチガスを利用しているのですが、これが結構便利。

家計簿をつける際にいちいち紙の検針票を引っ張り出さないで済みますし、過去の請求をアプリ上でさかのぼって確認することもできるので、前年との比較もしやすいです。

もちろん紙でも検針票が送られてきますので、紙でとっておきたいという人にも優しいですね。

解約時に違約金がかからない

電力会社によっては契約期間が決まっており、期限内に解約すると違約金がかかってしまう場合があります。

ですが、ニチガスには違約金や解約金といった諸経費がかかりません。

なので、もし別の電力会社に乗り換えたいと思ったときもスムーズに切り替えることができますね。

ニチガスでんきのデメリット

間違い

東京電力よりお得だが、他の新電力会社と比べるとそこまでお得ではない

ニチガスでんきの最大のデメリットは「他の新電力会社と比べるとそこまでお得ではないよね?」という点です。

一人暮らしの場合の料金シミュレーションでも解説しましたが、一人暮らしの場合はむしろ高くなってしまうことがほとんどかと思います。

二人暮らし以上や毎月200kWh以上使っている場合、確かに東京電力よりもお得にはなるのですが、他の新電力会社に比べると節約できる金額はかなり少なくなってしまいます。

(例)二人暮らしの場合
  • 自然電力のでんき(SEデビュープラン):年間13,106円節約
  • 楽天でんき:年間7,759円節約 ※ポイント還元額込み
  • ニチガス:年間5,827円節約

特に東京電力エリアの関東近郊では、選べる電力会社も非常に多く、あなたのご家庭や生活サイクルに合った電力会社を選べば、年間で数万円は節約することも可能です。

⇒東京電力エリアの電力会社ランキング

オール電化向けのプランがない

ニチガスでんきにはオール電化向けの料金プランがありません。

現在、東京電力のオール電化向けプラン「スマートライフプラン」を利用しているご家庭の場合、ニチガスに乗り換えると確実に今までより料金は高くなります。

オール電化住宅の場合、現在利用しているオール電化向けのプランが最安値になりますので、切り替えずにそのまま利用し続けることをおすすめします。

まとめ:最安値を求めるならニチガス以外を選んだほうが無難

ニチガスでんきのCMを見て、期待していましたが、既存の新電力会社と比べてしまうと年間の節約できる額がかなり少ないということが分かりました。

(もちろん、東京電力よりは安いですが・・・)

もちろん、ニチガスという大手ならではのブランド力=安心感もあるので、そこを期待して申し込むのは全然アリだと思います。

しかし、「できるだけ電気代は安くしたい!」という方には、少し不満のある料金プランかと思いますね。