電力自由化で様々な電力会社が自分で選べるようになり、選択肢が増えましたが、電力会社ごとにプランも異なりどこにすればお得なのか悩んでしまいますよね。
また、安い電力会社と契約したけど、実際にはあまり変わらなかったという人もいます。
その様な失敗をした方もいますが、電力会社の選び方を知っていれば、そのような問題も起きません。
そこでこの記事では、
- 福島県で人気な電力会社ランキング
- 新電力会社に乗り換えた場合の料金シミュレーション
- 初心者向けの電力会社の選び方
を分かりやすく解説しています。
もくじ
まずは、電力会社の料金プランを一括比較しよう!
全国には現在543の電力事業者が存在しています。(参考:登録小売電気事業者一覧|資源エネルギー庁)
そのため、どの電力会社を選ぶのがあなたにとって一番オトクなのか分からなくなってきているのが現状です。
そこで、まずは全国の電力会社を一括比較してみましょう!
あなたのご家庭の電力使用量や契約アンペア数を入力すれば、料金プランを一括比較できます。
- 現在ご契約中の電力会社を選択
- 現在の契約アンペア数(○○A)を選択
- 電力使用量(○○kWh)を入力
- 検針票の請求月(○月)を選択
- 【料金シミュレーションする】をクリック
必要な条件をすべて入力してシミュレーションすると、
- あなたの年間電気代
- 電力会社を乗り換えたら年間でどれだけ安くなのか?
を一括比較することができます。
また、候補に出てきた電力会社についての口コミや評判、申込み時に知っておきたいチェックポイントも同時にまとめてあるので、是非ともご活用ください!
福島県人気電力会社ランキング
福島県エリアで利用できる人気の新電力会社をランキング形式でまとめてみました。
契約件数30万世帯以上(2024年4月時点)の実績があり、2023年の実質電気料金では大手電力会社の東京電力より大幅に電気代が安い実績が出ました。
編集部のメンバーも現在、Looopでんきを利用しています。
初心者へのおすすめ度 | |
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料金 | ・スマートでんきONE 基本料金:0円 固定従量料金:16.24円/kWh ※東北電力エリア |
解約金・違約金 | なし |
サポート・対応 | – |
発電方法 | 太陽光発電(全国14か所) |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応エリア | 全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力) ※離島を除く |
実質再エネ100%を使用していること、さらには電気料金が大手電力会社よりも安いことで、日本でも人気が拡大中です。
解約金・契約期間の縛りなしで、環境に優しい電気が使えるInstagramの、一度試してみてはいかがでしょうか?
初心者へのおすすめ度 | |
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料金 | ・ |
解約金・違約金 | 0円 |
見える化サービス | ○ |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替、コンビニ支払い(※) コンビニ支払いの場合2024年5月13日以降の請求分より、支払い時毎に手数料220円(税込)がかかる。 |
対応エリア | 沖縄電力を除く全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力) ※離島を除く |
その特徴は、大手電力会社よりも安い電気料金であることに加えて、車乗りの場合、年間で最大2,400円値引きになる特典があること。
さらに、オール電化専用のプランも用意しているので、安心して乗り換えることができますよ。
初心者へのおすすめ度 | |
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料金 | ▼基本料金 30.00 1108.8 40.00 1478.4 50.00 1848 60.00 2217.6 ▼従量料金 ~120 29.71 121~300 35.78 301.00 38.01 ※東北電力エリア |
解約金・違約金 | なし |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード or 口座振替 |
対応エリア | 沖縄電力を除く全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力) ※離島を除く |
世帯人数別料金シミュレーション
東北電力の基本プラン(従量電灯A)から新電力へ乗り換えると具体的にどれくらいお得になるのか世帯人数別にシミュレーションしてみました。
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 76,809円 | 1,790円 |
自然電力のでんき(SE30) | 77,960円 | 2,941円 |
自然電力のでんき(SE100) | 80,836円 | 5,817円 |
あしたでんき(標準プラン) | 74,786円 | 233円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 97,843円 | 22,823円 |
楽天でんき | 76,225円 | 1,938円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 75,937円 | 918円 |
HISでんき(ウルトラ30 東北) | 71,291円 | 3,729円 |
親指でんき(いいねプラン) | 75,937円 | 918円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 115,273円 | 1,722円 |
自然電力のでんき(SE30) | 117,036円 | 41円 |
自然電力のでんき(SE100) | 121,444円 | 4,449円 |
あしたでんき(標準プラン) | 114,598円 | 2,397円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 130,763円 | 13,769円 |
楽天でんき | 116,801円 | 3,945円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 116,361円 | 634円 |
HISでんき(ウルトラ30 東北) | 111,175円 | 5,819円 |
親指でんき(いいねプラン) | 116,361円 | 634円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 136,234円 | 7,383円 |
自然電力のでんき(SE30) | 138,306円 | 5,311円 |
自然電力のでんき(SE100) | 143,488円 | 129円 |
あしたでんき(標準プラン) | 134,722円 | 8,896円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 147,404円 | 3,787円 |
楽天でんき | 137,312円 | 10,365円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 136,794円 | 6,823円 |
HISでんき(ウルトラ40 東北) | 135,023円 | 8,594円 |
親指でんき(いいねプラン) | 136,794円 | 6,823円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 141,520円 | 10,449円 |
自然電力のでんき(SE30) | 143,652円 | 8,317円 |
自然電力のでんき(SE100) | 148,984円 | 2,985円 |
あしたでんき(標準プラン) | 138,622円 | 13,348円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 150,629円 | 1,340円 |
楽天でんき | 141,287円 | 14,801円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 140,754円 | 11,215円 |
HISでんき(プライム50・60 東北) | 135,406円 | 16,563円 |
親指でんき(いいねプラン) | 140,754円 | 11,215円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 167,454円 | 16,935円 |
自然電力のでんき(SE30) | 169,976円 | 14,414円 |
自然電力のでんき(SE100) | 176,279円 | 8,110円 |
あしたでんき(標準プラン) | 163,894円 | 20,496円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 171,527円 | 12,862円 |
楽天でんき | 167,045円 | 21,850円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 166,415円 | 17,974円 |
HISでんき(プライム50・60 東北) | 160,267円 | 24,123円 |
親指でんき(いいねプラン) | 166,415円 | 17,974円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 201,186円 | 22,521円 |
自然電力のでんき(SE30) | 204,244円 | 19,462円 |
自然電力のでんき(SE100) | 211,891円 | 11,816円 |
あしたでんき(標準プラン) | 198,806円 | 24,900円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 200,398円 | 23,309円 |
楽天でんき | 202,630円 | 26,116円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 201,865円 | 21,842円 |
HISでんき(プライム50・60 東北) | 191,876円 | 31,830円 |
親指でんき(いいねプラン) | 201,865円 | 21,842円 |
新電力の対応エリア(市区町村)
福島県は全域が東北電力管轄エリアとなっており、以下の市区町村が対応エリアとなっています。
損しない!賢い電力会社の選び方
電力会社を乗り換える際に重要な4つのポイントをまとめてみました。
解約の際、違約金の請求がない電力会社を選択
電力自由化が開始されて以降、企業同士による価格競争がどんどん盛り上がりをみせ、電気代は安くなってきています。
もし、契約年数や違約金による縛りがある場合、お得な電力会社が現れたときにすぐ切り換える事ができません。
また、解約の際に違約金の請求がある場合、約1,000円~6,000円を支払わないと手続きが出来ないので、とても損をしてしまいます。
そのため、いつでもお得な電力会社に変更できるように出来る限り違約金の請求がない電力会社を選択しましょう。
自社発電所を保有している電力会社を選択
新電力会社は以下の2つに分けることができます。
- 自社発電所を保有している企業
- 自社発電所を保有していない企業
自社で発電する事ができない企業は「日本卸電力取引所(JEPX)」から電気を買い入れて、各家庭に供給しています。
日本卸電力取引所とは・・・全国各地の発電所で作られた余剰な電力を、各電力会社に販売している日本唯一の電力取引市場
そのため、燃料費の価格が上がると、電力を仕入れる際の費用も高くなりますし、電力不足の恐れがあることも考えられます。
そうすると、仕方なく電気代の値上げをしなければ運営を続けることがいけません。
一方、自社で発電・販売を行う企業は自社発電所を保有しています。
そのため、
- 電気代の増減が少ない
- 安全性が高い
という利点が2つあります。
自社発電所を保有している電力会社の多くは、再生可能なエネルギー(バイオマス、水力、風力、太陽光、地熱)を利用というしているため、燃料費の価格に電気料金が影響を受けることはほとんどありません。
また、大手である東北電力の発電所に頼っていないため、そこで事故が起きても安定した電力供給ができる見込みがあります。
そのため、自社発電所を保有しており、出来る限り再生可能エネルギーを使用した電力会社と契約をするようにしましょう。
料金の安いプランの電力会社を選択
電力自由化の一番の魅力は電気代が安くなることです。
ただし、料金プランは各電力会社ごとに表示価格・プランは異なり、どの広告やホームページを見ても比較するのは簡単ではありません。
- 消費量電力
- 世帯者人数
- 生活スタイル
を全体的に比較して、各家庭の用途にあった最安の電力会社を選択しましょう。
契約件数が多く、人気のある電力会社を選択
人気があり、契約件数の多い新電力会社を選択することが、電気代を長期的に安い料金で利用するポイントの1つです。
電力自由化の開始から約2年が経過し、人気のある電力会社とその反対の電力会社の二つに分岐し始めました。
契約件数が少なく、不人気の電力会社には倒産する恐れがあります。
新電力会社は東北電力のように大手ではなく、国から援助がないため、現に廃業に陥った電力会社はいくつかあります。
福島電力、大東エナジー、日本ロジテック、オリックス電力など
万が一、契約を結んだ電力会社が倒産しても、「バックアップ契約」(東北電力が受け入れてくれる制度)があるため、急に電気が使えなくなるといった心配はありませんが、代金はいままで支払っていた料金に戻ってしまいます。
しかし、人気のある電力会社であれば、経営の基盤も整っているため、その心配も減り、長期間の経営を見込むことができます。
福島県の部門別電力使用量
福島県の電力使用量は17,207万kwhで全国で23位の使用量です。
部門別に分けると、
- 産業部門:8,682万kwh
- 家庭部門:4,516万kwh
- 業務他:4,009万kwh
となっています。
福島県はいわき市や郡山市、福島市を中心に各地で、いろいろな製品がつくられおり、パソコンなどの情報通信機械が最も多くなっている為、産業部門の電力使用量が多くなっています。
とは言え、第三次産業の割合もどんどん増え続けているので、今後は業務他の電力使用量が増えることが予想されます。
福島県の発電所事情
現在福島県には合わせて350の発電所が稼働中です。
主な発電方式は
- 火力発電
- 水力発電
- 太陽光発電
- 原子力発電
- 風力発電
となっています。
主要な発電所一覧
火力発電所
広野火力発電所、原町火力発電所、新地発電所、勿来発電所、相馬石炭・バイオマス発電所など
水力発電所
下郷発電所、奥只見発電所、第二沼沢発電所、田子倉発電所、大鳥発電所など
太陽光発電
南相馬真野右田海老太陽光発電所、レナトス相馬ソーラーパーク、福島S13太陽光発電所、南相馬原町東太陽光発電所、富岡復興ソーラー高津戸・清水前太陽光発電所など
原子力発電
福島第二原子力発電所
風力発電
郡山布引高原風力発電所、滝根小白井ウィンドファーム、会津若松ウインドファーム、桧山高原風力発電所、万葉の里風力発電所など
福島県は広野火力発電所などといった発電所で石炭を利用した発電を中心に電力が供給されています。
また、福島復興大型石炭ガス化複合発電設備実証計画として、広野発電所内に世界最新鋭の大型石炭ガス化複合発電(IGCC)設備を建設することが決まっており、2021年9月頃の運転開始が予定しています。
福島県では原子力発電も行われていますが、現在は福島第二原子力発電所のみ発電が行われています。
その他にも水力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギーを利用した発電も県内のいたるところで行われています。
まとめ
電力会社の乗り換えは、
- 今まで通りの使い方で電気代が安くなる
- 環境にやさしい電気が使える
- これまではなかったポイント付与による新サービスが受けられる
といった良い点が沢山あります。
乗り換えをすることによって、電気の使い方を変えなくても安くなったり、さらにポイントまでもらえるので、私たちの生活を助けてくれること間違いなしです。
乗り換え時期が遅くなればなるほど、損していくのが電力自由化の特徴です。
乗り換えの手続きが面倒だからといって、いつまでも東北電力と契約していても良い事など正直ありません。
電力会社を乗り換えるタイミングが早ければ、その分お得な料金で利用でき、節約にもなることが最大のメリットです。
少しでも電気代を安くするために、良心的な電力会社の知識と選び方を身につけましょう!
もう悩まない!おまかせ電気・ガスコンシェルジュがあなたにぴったりのプランをご提案!
料金シミュレーションでおよそ最適な電力会社を決めることはできますが、実際には、ガスと一緒に契約した方がお得に利用できるなど、電気料金だけでなく、ガス料金も併せて検討した方が良い場合もあります。
その上、電気の使用状況、ガスの使用状況なども考慮しなければならないため、自分のライフプランに最適な電力会社・ガス会社を選ぶのは本当に大変です。
実際、まだどの電力会社・ガス会社と契約するか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
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