電力自由化で様々な電力会社が選べるようになったのはいいのですが、現在全国で500社以上もあり、その中から自分にピッタリ合った電力会社を選ぶのは相当難しいですよね。
特に神奈川県の東京電力エリアは選べる電力会社の数が最も多いため、あなたに合った電力会社を選ぶことは簡単ではありません。
そこでこの記事では、
- 神奈川県で人気な電力会社ランキング
- 新電力会社に乗り換えた場合の料金シミュレーション
- 初心者向けの電力会社の選び方
を分かりやすく解説しています。
もくじ
まずは、電力会社の料金プランを一括比較しよう!
全国には現在543の電力事業者が存在しています。(参考:登録小売電気事業者一覧|資源エネルギー庁)
そのため、どの電力会社を選ぶのがあなたにとって一番オトクなのか分からなくなってきているのが現状です。
そこで、まずは全国の電力会社を一括比較してみましょう!
あなたのご家庭の電力使用量や契約アンペア数を入力すれば、料金プランを一括比較できます。
- 現在ご契約中の電力会社を選択
- 現在の契約アンペア数(○○A)を選択
- 電力使用量(○○kWh)を入力
- 検針票の請求月(○月)を選択
- 【料金シミュレーションする】をクリック
必要な条件をすべて入力してシミュレーションすると、
- あなたの年間電気代
- 電力会社を乗り換えたら年間でどれだけ安くなのか?
を一括比較することができます。
また、候補に出てきた電力会社についての口コミや評判、申込み時に知っておきたいチェックポイントも同時にまとめてあるので、是非ともご活用ください!
神奈川県人気電力会社ランキング
神奈川県エリアで利用できる人気の新電力会社をランキング形式でまとめてみました。
契約件数30万世帯以上(2024年4月時点)の実績があり、2023年の実質電気料金では大手電力会社の東京電力より大幅に電気代が安い実績が出ました。
編集部のメンバーも現在、Looopでんきを利用しています。
初心者へのおすすめ度 | |
---|---|
料金 | ・スマートでんきONE 基本料金:0円 固定従量料金:14.87円/kWh ※東京電力エリア |
解約金・違約金 | なし |
サポート・対応 | – |
発電方法 | 太陽光発電(全国14か所) |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード |
対応エリア | 全国(東京電力、北海道電力、東北電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力) ※離島を除く |
一人暮らしにおすすめのプラン(シングルでんき)から、4人暮らし以上におすすめのプラン(ファミリーでんき)まで幅広いプランを揃えていることが特徴で、電気料金も安い電力会社です。
電気料金100円につき、電気代の支払いや他のポイントに交換できる1カテエネポイントが貯まるのも、地味に嬉しいポイント。違約金や契約期間の縛りはないので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
初心者へのおすすめ度 | |
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料金 | ・シングルでんき 月額基本料金(10A毎):295.24円 ▼電力量料金 (1kWh)~120kWhまで:30.00円 121~300kWhまで:36.60円 301kWh以上:40.69円 ※定額割引で毎月100円引き ・ベーシックでんき ・ファミリーでんき |
解約金・違約金 | なし |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
対応エリア | 東京電力エリア ※離島を除く |
違約金や契約期間の縛りはない上、今なら1ヶ月間基本料金が無料なので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか?
初心者へのおすすめ度 | |
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料金 | ・基本プラン ▼基本料金(1ヶ月あたり) 30A 885.72円 40A 1,180.96円 50A 1,476.20円 60A 1,771.44円 ▼電力量料金 120kWhまで 29.90円 120kWhを超え300kWhまで 35.41円 300kWhを超えたもの 37.48円 |
解約金・違約金 | なし |
見える化サービス | 〇 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
対応エリア | 東京電力 ※離島を除く |
世帯人数別料金シミュレーション
東京電力の基本プラン(従量電灯B)から新電力へ乗り換えると具体的にどれくらいお得になるのか世帯人数別にシミュレーションしてみました。
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 72,743円 | 4,216円 |
自然電力のでんき(SE30) | 73,894円 | 3,065円 |
自然電力のでんき(SE100) | 76,770円 | 189円 |
あしたでんき(標準プラン) | 74,786円 | 2,173円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 97,843円 | 20,884円 |
楽天でんき | 76,225円 | 3,878円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 75,937円 | 1,022円 |
H.I.Sのでんき(ウルトラ30 東京) | 73,123円 | 3,836円 |
親指でんき(いいねプラン) | 75,937円 | 1,022円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 108,727円 | 12,082円 |
自然電力のでんき(SE30) | 110,490円 | 10,319円 |
自然電力のでんき(SE100) | 114,897円 | 5,911円 |
あしたでんき(標準プラン) | 114,598円 | 6,211円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 130,763円 | 9,955円 |
楽天でんき | 116,801円 | 7,759円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 116,361円 | 4,448円 |
H.I.Sのでんき(ウルトラ30 東京) | 114,781円 | 6,027円 |
親指でんき(いいねプラン) | 116,361円 | 4,448円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 128,632円 | 19,270円 |
自然電力のでんき(SE30) | 130,704円 | 17,197円 |
自然電力のでんき(SE100) | 135,886円 | 12,016円 |
あしたでんき(標準プラン) | 134,722円 | 13,180円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 147,404円 | 497円 |
楽天でんき | 137,312円 | 14,649円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 136,794円 | 11,107円 |
H.I.Sのでんき(ウルトラ40 東京) | 136,097円 | 11,805円 |
親指でんき(いいねプラン) | 136,794円 | 11,107円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 133,873円 | 22,046円 |
自然電力のでんき(SE30) | 136,005円 | 19,914円 |
自然電力のでんき(SE100) | 141,337円 | 14,582円 |
あしたでんき(標準プラン) | 138,622円 | 17,297円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 150,629円 | 5,290円 |
楽天でんき | 141,287円 | 18,751円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 140,754円 | 15,165円 |
H.I.Sのでんき(プライム50・60 東京) | 134,086円 | 21,833円 |
親指でんき(いいねプラン) | 140,754円 | 15,165円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 158,431円 | 30,634円 |
自然電力のでんき(SE30) | 160,952円 | 28,113円 |
自然電力のでんき(SE100) | 167,256円 | 21,809円 |
あしたでんき(標準プラン) | 163,894円 | 25,171円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 171,527円 | 17,538円 |
楽天でんき | 167,045円 | 26,525円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 166,415円 | 22,650円 |
H.I.Sのでんき(プライム50・60 東京) | 158,683円 | 30,382円 |
親指でんき(いいねプラン) | 166,415円 | 22,650円 |
年間料金 | 年間節約額 | |
---|---|---|
自然電力のでんき(SEデビュー) | 189,986円 | 40,128円 |
自然電力のでんき(SE30) | 193,045円 | 37,069円 |
自然電力のでんき(SE100) | 200,691円 | 29,423円 |
あしたでんき(標準プラン) | 198,806円 | 31,308円 |
あしたでんき(たっぷりプラン) | 200,398円 | 29,717円 |
楽天でんき | 202,630円 | 32,524円 (ポイント還元込み*初年度) |
Looopでんき | 201,865円 | 28,249円 |
H.I.Sのでんき(プライム50・60 東京) | 190,292円 | 39,822円 |
親指でんき(いいねプラン) | 201,865円 | 28,249円 |
新電力の対応エリア(市区町村)
神奈川県は全域が東京電力管轄エリアとなっており、以下の市区町村が対応エリアとなっています。
損しない!賢い電力会社の選び方
電力会社を乗り換える際に大切な4つのポイントをまとめてみました。
安い料金プランの電力会社を選ぶ
電力自由化の一番のメリットは電気代が安くなること。
ただし、料金プランは各電力会社ごとにバラバラで広告やホームページを見ても簡単に比較するのは難しいです。
- 世帯人数
- 電気使用量
- 生活サイクル
を総合的に判断して、最安値の電力会社を選ぶようにしましょう。
契約者数が多い人気の電力会社を選ぶ
契約者数の多い、人気の電力会社を選ぶこと長期的にお得に電気を利用することができます。
電力自由化が始まってから2年ほど経ち、人気の電力会社とそうでない電力会社が二分し始めました。
契約者の少ない不人気な電力会社には倒産のリスクがあります。
新電力会社は東京電力のように公的資金に守られることがないため、現に廃業した電力会社はいくつかあります。
福島電力、大東エナジー、日本ロジテック、オリックス電力など
契約した電力会社が倒産してしまった場合、「バックアップ契約」という東京電力が受け入れる制度があるため、停電などの心配はありませんが、また今まで通りの料金に戻ってしまいます。
人気の電力会社であればあるほど、経営基盤もしっかりているため、倒産のリスクが少なく、長い経営を見込めます。
自社発電所を保有している電力会社を選ぶ
新電力会社は、
- 自社発電所を保有している企業
- 自社発電所を保有していない企業
に分けることができます。
自社で発電できない企業は「日本卸電力取引所(JEPX)」から電気を購入し、各家庭に供給しています。
日本卸電力取引所は全国の発電所の余剰電力を小分けにして販売している市場です。
そのため、燃料費価格が高騰すれば、調達費用も高くなりますし、供給不足状態になる可能性も否定はできません。
そうすると、運営してくためには電気代の値上げをしなければいけません。
一方、自社発電所を保有している企業は、自社で発電・販売をしています。
そのため、
- 電気代が燃料費価格に左右されない
- いざという時の安全性が高い
この2つの利点があります。
自社発電所を保有している電力会社の場合、多くは太陽光、水力、風力、地熱、バイオマスといった再生可能エネルギーを使用しているため、燃料費価格によって電気料金が左右されにくいです。
また、東京電力の発電所に依存しないため、東電の発電所で事故が起きたとしても安定して電力供給を行える可能性があります。
そのため、出来る限り再生可能エネルギーを利用した自社発電所を保有している電力会社を選ぶようにしましょう。
解約時に違約金がかからない電力会社を選ぶ
電力自由化が解禁されてからというもの、電力会社同士による価格競争がヒートアップしており、電気代は年々安くなっている傾向があります。
もし、契約年数や違約金による縛りがある場合、よりお得な電力会社に乗り換えることができません。
そのため、いつでも乗り換えられるように違約金のかからない電力会社を選ぶようにしましょう。
神奈川県の部門別電力使用量
神奈川県の電力使用量は64,449万kwhで全国で3位の使用量です。
部門別に分けると、
- 産業部門:23,212万kwh
- 家庭部門:19,823万kwh
- 業務他:21,414万kwh
となっています。
川崎エリアなどの工業地帯では大量の電力が必要となっていることと、企業や個人商店なども非常に多いため、一般家庭向けの電力使用量は相対的に少なくなっています。
とは言え神奈川県の川崎市、横浜市などは東京都に近いため、年々人口が増加しており、より一層家庭部門の電気使用量の割合が増えていくのではと予想されています。
神奈川県の発電所事情
現在神奈川県には合わせて158の発電所が稼働中です。
主な発電方式は
- 火力発電
- 水力発電
- 太陽光発電
- バイオマス発電
となっています。
主要な発電所一覧
火力発電所
横浜火力発電所、川崎火力発電所、横須賀火力発電所、東扇島火力発電所、扇島パワーステーションなど
水力発電所
相模発電所、津久井発電所、愛川第一発電所、道志第一発電所、峰発電所など
太陽光発電
扇島太陽光発電所、足柄大井ソーラーウェイ、SGET中井メガソーラー発電所、浮島太陽光発電所、秦野太陽光発電所など
主に沿岸部の川崎工業地帯では主に石油や石炭を用いた火力発電がされており、相模湖、津久井湖周辺といった湖が集積している地域では主に水力発電が行われています。
まとめ
電力会社の切り替えは、
- 今までと同じ電気の使い方で電気代が安くなる
- 乗り換え費用がかからない
- 今までになかった新しいサービスが受けられる
といった様々なメリットがあります。
仮に月に1,000円安くなるとしたら年間で12,000円、10年で12万円お得になる計算です。
乗り換え時期が遅くなればなるほど、損していくのが電力自由化の特徴です。
頑なに東京電力を契約しているメリットは正直ありません。
出来るだけ早く、電力会社を乗り換えるのが節約の最大のポイントです。
正しい電力会社の選び方を身につけて、賢く電気代を節約しましょう!
もう悩まない!おまかせ電気・ガスコンシェルジュがあなたにぴったりのプランをご提案!
料金シミュレーションでおよそ最適な電力会社を決めることはできますが、実際には、ガスと一緒に契約した方がお得に利用できるなど、電気料金だけでなく、ガス料金も併せて検討した方が良い場合もあります。
その上、電気の使用状況、ガスの使用状況なども考慮しなければならないため、自分のライフプランに最適な電力会社・ガス会社を選ぶのは本当に大変です。
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